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148話 限界 ページ50

〜赤嶺中・職員室〜

楓「帰ってきた!大丈夫だった?」

新津「すみませんでした」

古賀「コンビニ寄って行くって言ったから
  先に戻ってたけど、何分かかってるんすか?
  サボってたんじゃないでしょうね?」

新津「っ!」

古賀「これ、迷惑かけた罰。後、皆がかけた電話
  録音させといたから明日までに
  書き起こしてまとめておいて」

新津「明日までですか?」

荒井「当然でしょ!自分で蒔いた種なんだから」

柴田「それはあまりにも」

古賀「他学年が口出すなって」

浅村「そんな言い方しなくたっていいじゃないですか」

阿部「あ〜、やめとけ」

古賀「新津、出来るよな?」

荒井「再発防止策よ。これもみ〜んな生徒の為!」

新津「・・・う・・・た」

古賀「は?はっきり言えよ」

新津「もう疲れました」

バン!


浅村side

そう言うと、新津先生は
一枚の階を机に叩きつけ
どこかの鍵を手に取り
走り去ってしまった



一ノ瀬「ちょ、何ですか!?」

柴田「今のって、屋上の鍵!?おい!」

阿部「屋上なんて行ってどうすんだよ」

嶋田「・・・」

浅村「これ!?」

楓「嘘でしょ!?」


いなくなりますのでご安心ください。
さようなら。


柴田「ここに新津先生来なかった!?」

生徒「今、うえ上がって行きましたよ」

柴田「ありがとう」



〜下駄箱〜

木島「全く、次から次へと面倒が起こりますね
  これで何度目ですか?
  教育委員会には怒られるわ」

美津子「お察しします」

一ノ瀬「校長先生!」

木島「何ですか、そんなに慌てて
  ほら、廊下は走らない」

一ノ瀬「あの、実は!」

木島「・・・なっ!屋上に!?」



〜屋上〜


阿部「新津、落ち着け!」

新津「もう嫌だ・・・死にたいんです」

浅村「何言ってるの!」

古賀「マズいですよ・・・飛び降りて死んだら
  俺のせいになるのかな」

荒井「少し追い込み過ぎたんじゃない?」

古賀「荒井先生も楽しんでたじゃないですか!」

荒井「楽しんでなんかないわよ!」

木島「新津先生!」

美津子「ちょっと何ボーっとしてるんですか!
  何とかして頂戴!」

嶋田「何の罪で?自分を殺す分には殺人罪には
  適応されませんよ」

木島「名目は何でもいい!助けなさい!」

嶋田「・・・」

新津「戻りませんよ」


新津side

すると、嶋田さんは俺を掴み
後ろへと押し倒した

お、落ちる!!

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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね!! (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・? (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪 | 作成日時:2021年2月20日 20時

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