131話 親友 ページ33
浅村「どうしてですか？
どうして、嶋田さんが
そこまでする必要があるんですか？」
嶋田「・・・」
浅村「親友のために、犯人を殺すだなんて
そんなの可笑しいですよ！」
嶋田「お前には一生分からないよ
恋人を失った事で日々壊れていく
親友を隣で見守る事しかできなかった
俺の気持ちなんてな」
〜回想〜
嶋田side
遡る事、1年前
俺には、警察学校時代からの
親友がいた。
彼の名は「牧野」
牧野は、周りからの信頼も厚く
何事にも一生懸命で
俺の自慢の相棒だった
そして、偶然にも
互いの恋人が教師で
同じ職場で働いている事を知り
時間があれば、4人で
出かける事も多かった
そう、牧野は
仕事でもプライベートでも
俺には欠かせない存在だったんだ
そんなある日
prrr prrr
嶋田「もしもし？名前、今どこだ？
緑の看板？どこだよ(笑)
分かった、迎えに行く」
牧野「名前さん、どこだって？」
嶋田「反対の方にいるらしい
ちょっと迎えに行ってくるわ」
小川「あ、私が行ってくるよ
2人はここで待ってて」
牧野「名前さん、本当に方向音痴だよね(笑)」
嶋田「危なっかしいよ、本当に(笑)」
牧野「・・・あのさ、嶋田
最近、香里の様子が変なんだよ」
嶋田「変？」
牧野「いや、俺と会う時は至って普通なんだけど
なんか元気がないというか
学校で何かあったのかなって」
嶋田「そうか」
牧野「だからさ、名前さんにちょっと
聞いてみてくれないか？」
嶋田「良いけど、名前は養護教諭で
職員室にいない事が多いから
あまり分からないかもしれないぞ？」
牧野「些細な事でも構わないからさ」
嶋田「分かった」
牧野「ありがとうな」
名前「遅れてごめんなさい！」
牧野「あっ、来た来た」
嶋田「どこ行ってたんだよ〜(笑)」
小川「信号のところで不安そうに立ってたから
すぐ分かっちゃった(笑)」
名前「香里が来てくれて助かりました」
牧野「じゃあ、お店入ろうか」
嶋田「そうだな」
小川「お腹すいたね〜」
名前「2階だよね？」
嶋田「そこ真っすぐ」
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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね！！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年2月20日 20時
