142話 邪魔者 ページ44
その頃の記憶を
想い出していると
授業終わりの鐘が鳴った
給食を受け取り、会議室に入る
中には、数人の教師と
1人で仕事をしながら給食を食べている
新津先生がいた
新津「あの、何か？」
嶋田「大変ですね。あの生徒達
業務妨害罪で逮捕しましょうか」
新津「え？いや、全部僕が悪いんです」
嶋田「君が？」
新津「多分、僕の授業がつまらなくなったからです
最近、業務に追われて授業の準備をする
時間がなかなか取れなくて」
嶋田「小川先生や嶋田先生がいなくなったからか？」
新津「小川先生の事、ご存じなん」
嶋田「いいから、答えろよ」
新津「直接は関係ないです
赤嶺中に来てすぐ、古賀先生に仕事を
押し付けられるようになって。それで
他学年なのに小川先生が守って下さって
嶋田先生も生徒達のケアで大変なのに
僕の話を聞く時間を作って下さってたんです」
〜回想〜
古賀「これ、来週までよろしく」
新津「はい」
小川「これは、古賀先生の担当ですよね？
仕事されないのでしたら、給料を
返上されてはいかがですか？」
古賀「チッ、分かりましたよ
良かったな、ママに助けてもらえて」
小川「そんな言い方」
名前「古賀先生、今お忙しいですか？」
古賀「嶋田先生！？どうしました？」
名前「保健室にある備品を運びたいんですけど
1人だと持ち上げられなくて」
古賀「いやいや！そんなの僕が運びますよ！
今行きます〜！」
新津「いつも、すみません」
小川「しっかりしなさい
何でもかんでも引き受けたら、生徒と
向き合う時間を確保できないよ」
名前「いつでも保健室開いてるから
また話聞かせてね？」
新津「はい」
〜回想終了〜
新津「でも、小川先生が亡くなって
嶋田先生が産休に入ったら」
嶋田「古賀達の邪魔者はいなくなった」
新津「分かってるんです。ちゃんと断れない
自分が悪いって。情けない話です」
〜放課後〜
西田「トシ、鞄ボロボロじゃん」
深山「いや、そういうデザインだから」
西田「ダメージジーンズみたいに言うなし」
西田達「じゃあな、トシ」
深山「・・・」
浅村「涌井さん、学校はどう？」
涌井「別に。普通」
浅村「なら良かった」
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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね！！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年2月20日 20時
