【コード・ブルー】青空快晴7

331話 ページ37

橘「よし、んじゃ行くか」

藍沢＆名前「はい」

〜説明室〜

橘「すまんな
　 今はここしか空いてないんだ
　 それで、俺に話したい事って？」

藍沢「はい、あの」

コンコン

橘「誰だ？」

三井「私よ」

橘「え？どうした？
　 優輔の所に行ったんじゃないのか？」

三井「苗字に呼ばれたの
　 話があるって」

名前「急にすみません」

橘「改めて・・・
　 俺たちに話ってなんだ？」

藍沢「・・・」

橘「重い話か？」

名前「いいえ、全然」

藍沢「これに、署名していただきたいんです」

橘said

そう言うと
藍沢は1枚の紙を差し出した

「婚姻届」

既に藍沢と苗字の名前が
記入してあり
押印もしてあった

カルテの記入や書類仕事で
2人の字は見慣れていたが

今はとても新鮮に見える

婚姻届を見ると
この2人が夫婦になる
という実感がようやく沸き始める

橘「婚姻届か」

三井「私たちでいいの？」

名前「はい
　 フェロー時代からお世話になった
　 お2人にぜひ、お願いしたいんです」

橘「そうか、結婚か
　 いや、思い出すね〜
　 初めてお前たちに会った日の事
　 2人とも患者に真っすぐでいつも真剣だった
　 俺は、そんなお前たちの成長を見るのが
　 凄く嬉しかったんだ
　 そんなお前たちが夫婦か
　 そうか・・・」

三井「本当、最初聞いた時は驚いたわ
　 まさか２人が付き合って結婚するなんて
　 優輔にもよくしてくれて
　 2人は感謝してる
　 貴方たちは優秀な医者であり
　 素敵な大人だと思うわ
　 これからも、2人で仲良く
　 支え合って生きていってほしい」

藍沢＆名前「はい」
　
橘「よし、じゃあ書くぞ」

三井「間違えないようにね」

橘「おいおい〜
　 プレッシャーかけるなよ
　 なるべく綺麗な字で書くようにすうるからな」

名前「ありがとうございます」

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