【コード・ブルー】青空快晴7

309話 ページ15

〜その夜 救命医局〜

緋山「つっかれた〜」

白石「お疲れ」

緋山「さて、帰りますか」

冴島「お疲れさまです」

緋山「冴島、こんな時間まで珍しいじゃん」

白石「藤川先生はどう？」

冴島「はい、順調に回復してますし
　 後何日でギブスも外れると思います」

緋山「よかったじゃん」

冴島「はい
　 あの・・・」

白石「どうした？」

冴島「藤川先生が救命に戻ってきたら
　 また、よろしくお願いしますね」

緋山「え？藤川、一般整形に戻るんじゃないの？」

冴島「彼は、救命が大好きですから
　 フライトドクターに誇りも持っていますし
　 私のために、好きな事を辞やめて欲しくないんです
　 無理しないようにしっかり見張って
　 支えようと思います」

白石「そっか」

緋山「あんたも無理しないでよ」

冴島「はい」

緋山「後は藍沢と名前か・・・」

冴島「緋山先生は行かないんですか？」

緋山「あ〜、それがさ
　 ちょっとやらかしちゃってね」

白石「残ってくれるって
　 翔北の救命に」

冴島「そうなんですか？」

緋山「まぁ、やっぱりフェローもまだまだだし？
　 私がいないと困るって白石が言うからさ〜」

白石「はいはい、感謝してるよ」

冴島「・・・藍沢先生は
　 トロント行き、やめるんでしょうか」

白石「・・・」

緋山「名前も心外に戻るかもだしね」

白石「そっか、名前
　 まだ悩んでたね」

緋山「心外も人手不足だし
　 院長直々に頼まれたらね・・・」

白石「・・・とりあえず
　 藤川先生と名前が復帰するまで
　 私たちは今出来る事をやろう」

冴島「そうですね」

緋山「頼りにしてるよ、スタッフリーダー」

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