272話 ページ27
〜辻が谷駅〜
横峯「脈・呼吸なし
瞳孔も散大してます」
横峯said
そう言ってカードを切る
赤が黒に変わる瞬間
言葉に出来ないほどの
悲しみと悔しさでいっぱいになる
でも、前に進むしかない
黒を少しでも減らしたい
すぐにその場から立ち
周りを見渡す
すると
小さい男の子が目に留まった
横峯「下から来たの?大丈夫?」
冴島「先生」
翔「先生・・・てる・・・」
横峯「え?なに?
ごめんね、それ見せてくれる?」
横峯said
男の子が持っていたもの
それは、医者が患者の瞳孔の反応を見るために
所持しているライトだった
ライトには
FUJIKAWAと書かれている
横峯「冴島さん、これ・・・」
冴島「これ、どうしたの!?」
翔「助けてくれた先生がくれた
先生・・・埋まってる」
冴島said
うそでしょ・・・
そう思った
最悪な状況がが頭をよぎる
私はただ、目の前の少年を
抱きしめる事しかできなかった
〜蒔田中央駅〜
白石「はい、白石です
横峯さん?どうしたの?
うん、うん・・・え・・・」
藍沢「白石、どうした?」
白石「藤川先生が・・・」
藍沢「!!」
藍沢said
白石の様子が明らかに可笑しい
そう思って声をかけた
すると、白石は声を震わせながら
「藤川先生が生き埋めになっている」
そう言った
藤川が生き埋め?
待て
名前は?
もしかして
名前も生き埋めに?
もう一度トランシーバーで
名前の名前を呼ぶ
・・・
でも
やっぱり返事はない
名前・・・
765人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Maho(プロフ) - すごく面白かったです! (2018年6月25日 21時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいています。続きが気になってしょうがないです!更新を楽しみにしています!! (2017年9月25日 23時) (レス) id: e62364b749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあち - いつも読ませていただいてます(^^)大変だとは思いますが頑張ってください楽しみに見させてもらってます\(^^)/ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b979a41ce7 (このIDを非表示/違反報告)
yasupi88(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!とても面白いです♪頑張ってください (2017年9月25日 21時) (レス) id: 618b23053f (このIDを非表示/違反報告)
mky(プロフ) - 毎回楽しみに読ませていただいてます!続きすごく気になってはらはらしてます(´-`).。oO更新頑張ってください! (2017年9月25日 20時) (レス) id: 3ef5f6d345 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小雪 | 作成日時:2017年9月21日 22時