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ball 9 ページ9

あなたside

次の日、早い足取りで大学へ向かう。

朝1で大事な授業があるから、出席しないと成績が…。

ということで大急ぎでバスに乗った。

『間に合った…』

ゆっくりとバスに座ってため息をついた。

すると、とんとんと肩を叩かれた。

さくら「おっはよう〜」

朝からテンションが高めだ。

『おはよ〜』

さくらは私の隣に座った。

さくら「昨日どうだった?」

『あー良かったよ。やっぱ嬉しいな展示されるのって』

私が言うと、さくらはいいなぁと前の席に肘をついて頬杖をつく。

でもそんな事より昨日は柳田くんと仲良くなれたことが一番で。
でも、そんな事言えるわけもなくて。

本当に何気なく大学についた。

教室に入り席をとると、斜め前に柳田くんがいた。

目が合うとにこっと笑いかけてくれた。

それを見た、柳田くんの友達が柳田くんを冷やかす。

「えっお前女の子に友達とかいたの?」
「まじかよ笑 俺、女の子どーすればいいのかわかんねぇとか言ってただろ〜笑」


それに気づいたさくらも私を二度見。

さくら「えっいまAに笑いかけたの?いつの間に仲良くなったの」

さくらは不思議そうに私を見る。

『昨日、同じ展示場に論文展示してあってね』

さくら「あーなるほど」

さくらは感心したように頷いて私の肩に手をぽんっと置いた。

さくら「まあ、相談ならいつでも待ってるから」

『えっ、そ、相談って』

さくら「わかってるくせに笑」

さくらにも結局冷やかされて恥ずかしくなる。

もう一度柳田くんを見ると相手も同じ状況だったらしくまた目が合った。

今度は恥ずかしさに耐えられずすぐに目をそらした。

顔が赤くなるのがわかる。

だめだ、ものすごく恥ずかしい。

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ときた - ぴーちさん» そんなことないですよ、ご指摘嬉しい限りです(´;ω;`)ありがとうございます。頑張ります (2015年9月30日 19時) (レス) id: 7aa7d9cdfe (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - いえいえ!!こちらこそ図々しくてすみません!!これからも更新頑張ってくださいね(/・ω・)/ (2015年9月30日 8時) (レス) id: 176d344022 (このIDを非表示/違反報告)
ときた - ぴーちさん» ご指摘ありがとうございます。今更変えてもあれなんでこのままにさせていただきます。 (2015年9月28日 12時) (レス) id: 7aa7d9cdfe (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - あの、、、少し言いにくいのですが、石川選手は柳田選手のことを『マサ』って呼んでてお互いタメ口らしいです、、何かときたさんが考え敬語にしてたらすみませんm(__)m (2015年9月28日 7時) (レス) id: 176d344022 (このIDを非表示/違反報告)
ときた - Lさん» いや、嬉しいですよ笑 頑張ります (2015年9月27日 17時) (レス) id: 7aa7d9cdfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ときた | 作成日時:2015年9月24日 23時

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