JUMPの紅一点は周りに愛されすぎています。2

寒い夜には ページ14

神宮寺side

明日は俺の先輩のAさんの誕生日。でも明日はHey!Say!JUMPとしてコンサートをするから1日早くサプライズとしてデートに行く！




貴「お待たせっ！あ、結構待ったりしてた？？」

寒いのかマフラーをぐるぐる巻きにして白い息を吐いてきたAさん。なんていうか…その、可愛い。


「大丈夫です。俺も今来たところですから」

本当はそんなの嘘。緊張しすぎて10分前くらいからここで待ってた。



貴「ふふっ、じぐ〜？？私を騙そうと思うなよ〜？？」
ぎゅー！！


「えっ！？/////」

いきなり手を繋いできたAさん。


「こっこれは一体…？？」



貴「じぐ手つめたぁーい！笑笑 しょうがないからあっためてあげる。今日だけ特別だよ？」


そうやって少し頬を赤らめながら言うAさんにドキドキが止まらない。



「ありがとうございます。Aさん」




貴「私のことちゃんとさん付けで呼ぶのじぐだけだよ？？笑笑 別にじぐなら呼び捨てで呼んでいいんだよ？？」




「いや、でもずっとバックにつかさせてもらってましたし。呼び捨ては流石に…」




貴「じぐのそういう真面目なところ好きだけど、先輩からの命令！今日はさん付け、敬語禁止！！」




「いや、でも…。勘違いされちゃいますよ？ファンの人に」




貴「じぐとなら勘違いされても悪くないかなぁ〜！なんてね笑笑」


ずるいよなぁAさんは。そうやって俺の心を掻き乱していく。




「これ、1日早いけどプレゼントです！」




貴「ほぇ？あっ！そっかぁ、私明日誕生日かぁ〜笑笑 ありがと！開けてもいい？」




「どうぞ、そんな期待はしないでくださいね？」




貴「うわぁ！！これ可愛い！！どこで買ったの！？」




「秘密です笑笑」

俺があげたのは、テディーベアとハートのチャームがついたネックレス。






貴「じぐ！！これ明日のコンサートつける！！」




「ありがとうございます笑笑」




ちょっとだけ、ちょっとだけなんだ。




「独占欲…(小声)」

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