pappemolli ページ4
?「なんでって顔しとるな?」
『!』
?「ここ､僕ら結構使うんよ｡やから､近道も知っとるわけ」
『っでも!なんで分かってん!』
?「簡単､基本ここで逃げ出した奴らは大体迷ってここにつくから」
?「ま､運がなかったな」
『……!』
?「お前に選択肢をやろう」
『は?』
?「ここで死ぬか､俺達に飼われるか」
『……』
?「ま､"アイツら"が気に入らなかったら殺されるが」
『どっちに転んでも命の保証は無いんかよ…』
?「もしかしたら気に入るかもだゾ?まぁ､好きにすればいい」
『……悪魔かよ』
?「褒め言葉をありがとう｡さぁ､どちらを選ぶ?」
『……どっちもクソ喰らえだ』
Aが砂を3人の目に目掛けて投げる
?「うわ!」
?「いっ!」
?「!?」
Aが塀を登りきる
『お前らより､私のがここら辺の事知っとんねん｡舐めんな』
Aが塀から飛び降りる
『よっしゃ!はよ帰ろ!』
￣￣￣￣￣
?「むっちゃ目ぇ痛いんやけど〜」
?「また逃げらたやん…諦めたら？グルさん」
gr「嫌だゾ!アイツを飼いたい!」
?「飼うって…犬猫やないんやぞ」
gr「いいだろう?トン氏」
tn「あかん言っても意味無いやろ｡あんたは」
gr「よく分かっているじゃないか!じゃ､大先生とトン氏!早速捕まえてきてくれ!」
ut「え､僕も?」
gr「頼んだぞ!」
tn「はよ行くぞ」
ut「嫌や〜!」
tn「うっさいわ」
￣￣￣￣￣
『今日はカレーでええか』
ドン
『あ､すみません』
?「こちらこそすみません!お詫びに何か…」
『あ､いえいえ大丈夫ですよ』
?「やけど…」
『全然､大丈夫ですから』
?「こっちが大丈夫じゃないんですよ」
Aの首に何かが当てられる
『づぁ!』
Aが意識を失う
?「この子であっとるかな?」
ut「お､チーノ」
tn「捕まえたか?」
ci「大先生にトントン､この子で合っとる?」
ut「大正解｡いや〜チーノがこの辺居って良かったわ」
tn「手間が省けたわ､ありがとうな」
ci「いや､ええんやけどさ〜…なんでこの子なん?」
tn「なんかグルさんが気に入ったんやって」
ci「またあの人か……ま､はよ車に入れよか」
tn「やな｡後､グルさん迎えに行かな」
gr「お､捕まえたか」
ut「なんや､早かったな｡グルちゃん」
gr「まぁな､さて帰るぞ｡我々の城へ」
tn「はいはい…災難やな､こいつも」
gr「?何か言ったか?」
tn「特に」
gr「なら早く来るんだぞ!こいつが起きる前に首輪を造らなければいけないからな!」
tn「はいよ」
続く
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作者名：肩乗りヒヨコ | 作成日時：2023年1月17日 1時
