You fucking bastards! (ページ1)

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prolog ページ1

Aside

『寒…ほんま､これやから冬は…さっさと帰ろ｡あ､今日のご飯どうしよ』

Noside

Aが帰路に着く

『ほんま､冬なんか無くなればええのに…』

そんな事をぼやきながらいつもの道を歩く
変わらない風景､変わらない建物､変わらない路地裏＿＿
の筈だった＿＿

血液の独特な鉄の香りがAの鼻を掠める

『血……?』

Aが顔を顰める

『な…んで血が…』

Aの声に気付いた3人の黒服の男達

?「あ､バレてもうた」
?「お前がノロノロしてるからだ」
?「ｼﾝﾗﾁｭ……」
?「きっしょ……で?どうする?」
?「殺すか…」
?「ま､見られてもうたからには殺さなあかんな…」
?「え〜?こんな可愛い子を殺すん?」
?「関係ないわ……お前のミスやからお前が殺せよ」
?「せやけど〜」
?「……」

背の高い､七三分けの男が片目を隠した男を睨む

?「は〜い……って訳でごめんな?かわい子ちゃん」

Aside

これだから冬は大嫌いだ＿＿

Noside

片目を隠した男はAの額に銃口を当てる

『You fucking bastards!』