は、はろー...？ 【ヘタリア】〔男主〕

マジで意味不明 ページ3

｢..別れて｣



｢..は？｣






昼休み、会社から程遠くない公園で俺は別れ話を持ちかけられたのだ。






一瞬、時が止まったのかもなんて。馬鹿なこと考えてしまった。





｢..どうゆう事だよ、愛音(もね)｣



｢そのままの意味だけど？｣




淡々と答える彼女..愛音は、去年から付き合い始めたばかり。ちなみに、今日が付き合い始めてから丁度1年目だ。




｢..そのままの意味じゃなくて..何で｣





俺と別れたいの？



自分で言うのも何だが、彼女にはできる限りの事をしてきたつもりだと思う。




同じ会社で働いている彼女とは所属する課は違うものの、先に終わっても両方が終わるまで待って。必ず一緒に帰った。




そして、同棲もして。できる限り傍にも居た。








｢..なのに、なんで..っ｣

｢..好きな人が出来たの｣





..は？




告白してきたのはどっちだよっ...





｢..私の、初恋の人で..その、同窓会で会って、告白されてっ..私もその、まだ好きだったっていうか…｣








────────ﾊﾞﾝｯ!!








｢..あ、あの｣




｢もういい｣






気づけば、机を叩いていた。








｢好きなんだろ、そいつのこと｣




｢...っ｣





そう問いただせば、下を向きながらも頷く彼女。





｢..そっか｣









俺じゃダメだったんだ。









1番じゃなかったんだ。









｢...そうか｣







..それなら。









｢..ごめんな｣







｢...え?｣







｢幸せに、出来なくて。｣





｢..っ、｣




｢..行ってきなよ、そいつのとこに｣




｢..A｣









俺が1番に、









君のしあわせを願うから。









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愛音(もね)...夢主君の(元)彼女

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