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資格試験は全員同じのを受けるわけではなく、各自好きなものを選ぶことに。
翔さんは前から興味があったという簿記検定、潤くんは英語検定で大野さんは色彩検定、まーくんは迷った末に漢字検定、オレは就職に有利だと書かれていた秘書検定を受けることになった。
それぞれのテキストを買いに本屋へと赴く。
それぞれ２級相当を受けることになったけど、これが意外と難しそうだった。
「うわあ、全然わかんない…」
「俺もだ…」
「難ず…」
まーくんの声にテキストをパラパラとめくっていた大野さんと潤くんが同調する。
オレの秘書検定は幸いにもそこまで難しそうではなかったものの、知らないことも結構あってちゃんと勉強しないとそのままでは合格できなさそうだった。
「じゃあ、諸君…健闘を祈る」
翔さんの言葉にみんなが苦笑する。
申し込みもそれぞれ、試験もそれぞれ。
だけど結果が出たら発表することになっていて、一人だけ不合格になるのは避けたかった。
みんなと別れてまーくんと二人の帰り道。
電車に乗ってしばらくするとまーくんがオレに声をかけてきた。
「一緒に勉強する？」
「真面目にやるならね」
「やるって。一人だけ落ちたとか恥ずかしいし」
「まあ、でも…言ってもまーくんのは漢字検定だしね」
「そんなんニノだって秘書検定じゃん」
「それが意外と難しいんだって」
そう言ってお互いを揶揄い合う。
結局こうやってまーくんから誘われることに甘えてしまうオレ。
一緒に勉強しようくらい自分の方から言い出せばいいのに、言えないのは照れくさいから。
そんなオレのことを知ってか知らずかまーくんはいつも先回りしてオレの手を引いてくれた。
それはこうして付き合うようになる前からずっと。
そういうとこが好きなんだよな…
そう思って顔を見れば、まーくんが首を傾げる。
「どうかした？」
「ううん、なんでもない」
誤魔化して笑いながら首を振った。
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LILY(プロフ) - だんぼさん» だんちゃん、ありがとう！あともうちょっと…いつもだったらきっちり２で終わらせてたけどちょっとはみ出した（汗）夢を持って叶えていく彼らをぜひ最後まで応援してね。力強いお言葉に励まされます(≧∀≦) (2020年12月20日 9時) (
レス) id: de76939beb (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮さん、その答えはぜひHello New Dream 3にて♪←宣伝か！（笑）最終章、寂しいと言っていただけてありがたいです！ (2020年12月20日 9時) (レス) id: de76939beb (このIDを非表示/違反報告)
だんぼ(プロフ) - 最終章…なんかほんま寂しい…(°_°)けどでも最後まできっちりついて行きますから〜！今後の彼らに要注目なんですね？了解です！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 1497671675 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっ？？どこ行くの？？それとも何処も行かないとか？？うん、あやつならあり得る笑笑 (2020年12月19日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - なんだ。。てっきりにのあいちゃんのこと聴くのかと、、笑笑それより！！最終章なんですか！？寂しい。。笑笑 (2020年12月19日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/Colorfulstory/
作成日時：2020年11月25日 6時
