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月明かりの下で【太宰治】 ページ4

二次元好きのAlice様リクありがとうございます!

スクワット45回して死んでます()

明日筋肉痛確定かな!←


_________



『………。』


視線が熱い。
つか痛いかな。

現在仕事帰りの19時30分。
辺りは暗くなっていて、月明かりと外灯がこの街を照らしている。

私は繁華街を歩いているのだが、此処に来てまで私に、誰が一体何の用があるのだろうか。

私は焦れったくなり、木の影に隠れているであろう人物に声をかけた。


『……ねェ、私に何か用?』


すると影から出てきたのは、少し小太りの中年男性。

わぁ、周りが顔面偏差値高すぎて最早違う星の人に思えてきた。

男はオロオロしながら私に云う。


「あ、あの…Aさん、ですか?」

『………………さァ?』


待って何で私の名前知ってるの?
と云うかこの人私知ってるわ。

数ヵ月前に依頼に来てくれた金持ちの坊坊(ボンボン)だ。

男は私に近づいてくる。


「えっと…先日はありがとうございましたっ!

 それで、何かお返しをしようと……。」

『いえ、此方は依頼に応えただけです。
 お礼なんて貰っても困るだけです。

 ですので______?!』



途端、男に手を掴まれた。
手汗でギトギトな気持ちが悪い手。

逃げようとするも、何故か離れないのだ。


『は、離してッ!』

「ごめんね…………君に返すのは……






 _____愛のお返しだ。」



周りに助けを求めようとするが、残念ながら先刻はや歩きで距離を離そうとした為に、人気の無いところまで来てしまっていたのだ。


「…さァ、僕のもとへ______」

「ごめん、無理。」

「『!?』」


突然と聞こえてきた他の誰かの声。

…太宰だ。


「この子、もう私のモノなんでね…。



 _____近づかないで貰えるかな?」

「……ッ!」


男は私から手を離して逃げていった。

…目に光が灯ってなかった。

私は太宰に抱きついた。
正直、怖かったのだ。

でも彼処で弱味を見せたら、其れを利用してくるかもしれない。


『……ありがと。』


太宰は私の腰に手を回して、片方の手で頭を撫でてくれた。


「…大丈夫?ごめんね、遅くなって。」

『……酒。』

「仕方ないなァ……。」


溜め息混じりの太宰の声は、何処か嬉しそうだった。

月を見上げて呟く。


『…今日は二人で月見酒だね。』

「…夜は勿論____」

『静かに寝ます。』

「……ちぇ。」

この一時を守る為なら【太宰治】→←お姫様とオヒメサマ【太宰治】


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包帯ぐるぐる中途ミイラ - 双黒と太宰さんの激甘系欲しい(^q^) (2021年7月15日 7時) (レス) id: eda798d5d2 (このIDを非表示/違反報告)
暁郗 - 何…っ!?728標目ですたぜ☆ (2021年1月11日 21時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 霧雨量 文月さん» お前か…!!721票目だったぜ☆ (2020年11月27日 22時) (レス) id: 5ca0190a67 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス - 霧雨量 文月さん» お前か…!!601票目だった…! (2019年5月13日 22時) (レス) id: 09037b6243 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨量 文月 - ふっ!評価600票目は頂いた! (2019年5月12日 17時) (レス) id: f9fda80f93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:博識のうさぎ(仮) | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年6月29日 23時

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