求めてしまう【梶井基次郎】 ページ22
中原さん家の檸檬様リクありがとうございます!
いつも梶井さんリクどうもです。
あー、疲れた。
___________
『あ、芥川くん!』
「……Aか、何の用だ。」
冷たくあしらう芥川くん。
これでも同期でっせ。
仲良くしようじゃまいか。
『いやぁ、先刻の任務大変だったでしょ?
てことではい、珈琲。』
グイッと差し出すと、控え気味に受け取った。
するとふと、顔を上げた芥川くん。
何故か目が見開いている。
「…処でA、梶井の元へ行かなくてはいいのか?」
『ん?行くよ、今から。』
「そうか、ならば早めに行ってこい。
梶井が待っている。」
何でそんなに急かすように云うのだろうか。
不思議に思い、振り替えるとすぐ後ろに梶井さんが立っていた。
突然のことに驚いて声が裏返ってしまう。
『ごごごご機嫌麗しゅう梶井さんッ!』
「僕はご機嫌麗しくないねAッ!」
日本語としてどうなのだろうかと思う部分が多々あるこの会話のキャッチボール。
前をチラ見すると芥川くんの姿はもうなく、廊下で私と梶井さんしかいない状況となってしまった。
「他の男と仲良くするだなんて、気に入らないのだよ……。
と、云う訳で謝って。」
『ごめんなさい。』
「もっとおっきな声で。」
『ごめんなさいッ!』
どう云う訳なのかは判らないが、取り敢えず謝る私。
然し梶井さんは中々赦してくれない。
それどころか_______
「じゃあ愛してる、は?」
『えっ、いや、あの……』
「僕のことを想ってるから謝ってるんでしょ?
だからほら、愛してるって。」
愛の言葉迄求めてきた。
実験をしているときではないためゴーグルは外されており、優しい、其でも何処か怖い瞳が私を貫く。
『あ、愛してます……』
「聞こえないなァ…?」
『愛してます!梶井さん!』
「名前じゃないの?」
『愛し、てます、基次、郎さんッ…!』
云い終わったその時、ポスッと抱き寄せられた。
梶井さんを見上げると、そこまま唇が塞がれる。
廊下は近くに階段があるため、私の漏れる声は瞬く間に階段で反響した。
恥ずかしくなって力んで抱き返すと、何故かもっと深くなった接吻。
『っは……もう、梶井さんの莫迦!』
「ハハハハハッ!」
梶井さんはとても嬉しそうに笑った。
因みにこの調子は夜まで続きました。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
今日ノ檸檬メニユウ(思い付いたら増やす)
檸檬スカッシュ
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包帯ぐるぐる中途ミイラ - 双黒と太宰さんの激甘系欲しい(^q^) (2021年7月15日 7時) (レス) id: eda798d5d2 (このIDを非表示/違反報告)
暁郗 - 何…っ!?728標目ですたぜ☆ (2021年1月11日 21時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 霧雨量 文月さん» お前か…!!721票目だったぜ☆ (2020年11月27日 22時) (レス) id: 5ca0190a67 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス - 霧雨量 文月さん» お前か…!!601票目だった…! (2019年5月13日 22時) (レス) id: 09037b6243 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨量 文月 - ふっ!評価600票目は頂いた! (2019年5月12日 17時) (レス) id: f9fda80f93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:博識のうさぎ(仮) | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月29日 23時