『嫉妬』から生まれた少女(SERVAMP) (ページ4)

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逃走少女？ページ4

あ「．．．ハァハァ．．．クソ！」

なんで僕がこんな汗を滲みながら走ってるのかというと、とある理由があるんだ。

それは．．．C3という機関から逃げてるんだ。

それに僕．．．

あ「男に改造された！！」

それはあの機械だらけの男から聞いた話だが、
怪我の損傷が激しく、女性ホルモンが急激に減ったり、体の傷が酷くて、、牢屋にいたサーヴァンプ達の下位吸血鬼．．．の体を借りたらしい。そんなの不可能に近いらしいけど．．．私はもう女ではない．．．誰かの下位吸血鬼の男の姿なんだ．．．ツギハギだらけの体。

もう嫌だ。

でも、女だった頃の記憶はない。むしろ、自分は生まれた時から男だったとしか思わない。

あ「僕．．．どうしよ。」

一人称まで僕だ．．．口から出る一言一言怖い。

それに．．．C3から逃れたのはいいもの。
これからどうしよ。

あ「それに．．．」

目をパチパチさせる。

あ「やっぱり．．．見えない。」

そう、僕は景色が白と黒しか見えなくなってしまった。

やっぱり、僕は、ドライモンスターだ。