取り戻せ空、飛び立て鉄の翼 (ページ9)

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　彼が普通に歩き回れるようになったのはつい５年前のこと。それからは傷病者用の個室ではなく宿舎の個人部屋に入ることとなり、特に何もすることがない日はそこで筋トレや読書、クロスステッチ刺繡に挑戦しているらしい。

　自身を廃棄・解体処分にしなかった当時の整備士達を恨んでいる。
　彼自身としてはそうして生き残るよりも、パイロットと共に散ったりバラバラになって死んだりする方が良かったという。生き恥を晒してまで残りたくはなかった、パイロットの元へ行きたかったというのが彼の本音。

【サンプルボイス】
一人称：私
二人称：貴様、あなた、〇〇殿

「はやて。私固有の名は平仮名ではやてという。キ84 四式戦闘機「疾風(はやて)」、それが私の“飛行機”としての名だ。……一応、よろしくと言っておこう」

「……私は、操縦士と共に死にたかった。例え戦争が終わったとしても、この身をバラバラにして死なせてほしかった。……彼に、もう一度会いたい」

「ふぉーくやすぷーんには、その……世話になったと、思っている。……痺れる手では、箸は存外難しかった。感謝している」

【派生作品などでのキャラの使用の可不可】
可

【関係】お待ちしております。

【作成者名】梟煌