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【性格】古き良き(?)日本男児と言って差し支えない。
現代人の多くが想像するような日本軍人といった風な性格で、自他共に厳しい堅物。そして頑固かつ勤勉、ほんのちょっとだけ威圧的(これは彼自身の容姿も関わってくるだろうが)。しかし慣れてくれば責任感の強さや真面目で思慮深い性格がきちんと見えてくる。彼は決して粗暴な人物などではなく、理性的で正義感に溢れた青年である。そしてほんの少し、恥ずかしがり屋。
「自分は飛行機という鉄の塊であって、人間ではない」と強く自分に言い聞かせており、整備担当者など、少数の職員以外の人間とはあまり関わろうとしない。自ら壁を作り、半ば拒絶している。人間が嫌いというわけではないが「あまり深く関わるべきではない」と考えている様子。
かつて日本の軍用機として空を飛んでいたことから、海外機のことを敵視している。
これは彼の中の時間が76年前で止まっているからである。時間が止まっているために精神面での成長が無く、それ故海外機のことを受け入れられないでいる。しかし時を経て海外機とも交流する場が増えたことにより、多少は柔らかい反応を返すようになりつつあるようだ。
男だらけの環境にいたからか女性への耐性が低く、未だに空港内ですれ違うCAと目を合わせられない。仕事であれば全く気にせず会話を交わすことが出来るのに、それ以外では全くダメ。出来るだけ感情を押し込めようとした結果、酷く睨み付けてしまったこともままある。
またこれに関して、度々鋭い視線で相手を見てしまうことがあるが、はやて自身に「睨み付けてやろう」などという意図は全く無い。
【好きな物/こと】米、和食、カレー
【嫌いな物/こと】海外機、大戦時に日本と対立した諸外国、トマト
【趣味/特技】特になし(本人談)
(筋トレを始めとしたトレーニングや読書が趣味と言える。また以外にも手先が器用で、療養中はリハビリも目的としたクロスステッチに熱中していた)
【備考】
大戦後、GHQによる廃棄・解体処分から逃れるためにあきつの地下へ埋められた、所謂「埋蔵機」の一つ。
人間体の状態で棺のような木箱に入れられ、空港の建設と共に掘り出される。掘り出されてから約10年はリハビリの日々だった。毎日歩き、発音の練習をし、箸が持てるようになるまでは使ったこともない、しかし多少は使いやすいフォークとスプーンで食事をした。
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作者名:梟煌 | 作者ホームページ:Twitterには生息しています
作成日時:2020年10月16日 21時