平和奔走 平和な世界編【東卍】

創設メンバーのクソデカ感情(ダサタイトルですみません) ページ12

(可能性のあった未来) マイキーside

オレにとってのAは、隣にいつもあるもの、だった。そんな感じだ。
当たり前にあって、オレがずっと抱いてるタオルケットのようなもので。



真｢Aがいたらなんて言われるかくらい分かってんだろ！？｣


エ｢……マイキー、なんでそうなっちゃったの｣



兄貴もエマもいた。みんないた、それなのにAだけがどこにもいない

なんでだ？どこに行ってしまった？




万｢……｣



オレの記憶の中のAはいつも笑ってた。
オレが笑わせると心に誓ってた。


……そんなAを亡くしてオレは、オレを操ってた奴を殺した。


そうすれば、帰ってくるような気がしたから。



みんな、オレが殺したんだ。


『マイキー、堕ちちゃだめだよ。』



最後の言葉だった。握っていた彼女の手がオレの手から落ちた。冷たかった。そばに居てくれるだけでよかった人がいない、それが分からなくなる。



万｢なぁ、A可笑しいよな？｣

堅｢マイキー……｣


万｢ああ、いないのか……いつ帰ってくるって言ってたっけ｣


隆｢何言ってんだ、オマエ……？｣


武｢マイキーくん……｣


Aが言った、オレの心は弱いと。だから支えてくれるんだってさ。

じゃあなんでいなくなるんだ？


戻れるなら、あの時に────




万｢……夢か。｣



のそのそと起き上がってAの部屋まで行くと、スースー寝息をたてる彼女がいた。それだけでとてつもなく安心するのは、きっと夢のせいだ。




だってAはここにいて、生きてるんだから。



万｢ずっとオレのそばにいるんだよな？A。｣


・

｢おばさんになっちゃうなぁ、ヒナも結婚だしさー。今で彼氏のひとりもいないってやばいよね？｣

万｢オレがいればいーでしょ♡｣

｢エェ……｣


オレがずっと牽制してたのはナイショ♡


(パーちんはやりませんがほかのみんなやっていきます
嫌いとかじゃないです！パーちんは主人公恋愛感情とかで見てないので……！)

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