平凡なJKはお姫様になりました【声優】

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その場のノリといつも見てるアニメの真似をしながらオーディションをなんとか乗りきった。







終わって、会場を出る。





浅沼さんは近くのスタジオで仕事があるらしく、


すぐに迎えにこれないとのことで

オーディション会場の待合室で待っててと


言われたので、待合室に向かう。







まって、待合室どこ……??









しばらくその場をキョロキョロしてたら後ろから声をかけられた。









「どうしたの？」








貴「ﾋｮｪﾂ」





驚きすぎて変な声出たよ。



ﾋｮｪﾂってなんだよﾋｮｪﾂってww






振り向くとそこに居たのは








貴「神谷さん!!」






神「あ、俺のこと知ってる？」






貴「もちろんですよ」







神「あ、オーディション受けてた子でしょ？」







覚えていらっしゃった!!




貴「ﾊｲ。でもまさかオーディションだなんて思ってなくて何も準備してなかったので下手くそだったと思います」









神「え、オーディションって知らなかったの？」







貴「はい。浅沼さんたちに騙されて.......( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」






言っちゃまずかったか？？







神「浅沼って浅沼晋太郎？」







貴「ｱｯ、ﾊｲ」








神「騙されたんだ(笑)でも下手くそじゃなかったよ。むしろ上手だった」








ええええええええええええええぇええ




貴「ほんとですか!?お世辞でも嬉しいです( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )」








神「お世辞じゃないよ。あ、そう言えばどうしてキョロキョロしてたの？」







あ、忘れてた。





貴「浅沼さんに終わったら待合室で待っとけって言われたんですけど待合室が分からなくて.......」








神「あー、そーいうことね。着いておいで」




貴「ありがとうございます!!」






神谷さん、なんて優しいお方なんだ!!





そして.......







なんと言っても.......









声が良い!!!!

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