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落ちる ページ9

宮「……どしたの?」




「そろそろ解放してあげなきゃ……」




宮「…えっ、どういう意味?」




「こんなとこにいちゃダメ……帰った方がいいよ」




宮「だからなんなんだよ、ワケ分かんないよ……!」




「約束、覚えてる……?」




宮「え?」




「私のことと、ここでのことは忘れるって約束」




宮「なにそれ」




「……もう、サヨナラだよ」




涙で濡れた頬に手を伸ばそうとすると……


彼女に胸の辺りを強く突き飛ばされた。


すると、ぐにゃりと目の前が歪んで


足元から崩れるように落ちていく。


今までいた真っ白な空間と正反対の真っ暗闇。


……暗すぎて目の奥が痛くなってきた。


瞼が開いてんのか閉じてんのかさえ分からない。


徐々に恐怖に包まれる……闇の世界。





「大丈夫だよ、勇気を出して…」




どこからか聞こえてくる、彼女の声。




宮「怖いよ……助けて!」




「俊くんなら、大丈夫」




宮「………、君がいないと。君がいる所がいいよ!」





「……大丈夫だから、ね?」




呪文のように言い聞かせられると、


またあの時みたいにプツリと電気が切れた。


最初から暗闇だったけど……


また、意識の電源が切れた感じがした。

覚醒→←君の名前



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 宮田俊哉   
作品ジャンル:タレント
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MK(プロフ) - mint?さん» mint?さん!ありがとうございます!ずいぶん前の作品で、読み返すのが恥ずかしくなっちゃうような感じでしたが、そう言ってもらえるとよかったぁと思います(^^)みやっちは明るい中でも少し陰がある…と思いこんでるので、、そんな感じにしてみました★ (2017年2月4日 14時) (レス) id: 2a6150a39a (このIDを非表示/違反報告)
mint?(プロフ) - 切ない、でもほっこりしました。なんとなくリアルで、本当にありそうな...宮っちのキャラと全然あってなくないです!とにかくすごく良いお話でした。ありがとうございます!これからも応援してます! (2017年2月3日 21時) (レス) id: f3dcb196db (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク - MKさんっ!!やぁったぁーーー(((o(*゚▽゚*)o))) 横尾さんキター*・'(*゚▽゚*)'・*はいっ、待ってます!!楽しみですっ、(*^^*) (2014年9月11日 16時) (レス) id: 8b739b87cd (このIDを非表示/違反報告)
MK(プロフ) - いちごミルクさん» いちごミルクちゃん!まさかのよこーさん!了解しました★なんとなく暇見て書き始めようかな……って言っても、メインがぎっちぎちだからいつになるかな(笑)とりあえず横尾氏一票ってことで承りました★ (2014年9月8日 11時) (レス) id: 9b361cc9a3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク - MKさんっ!ちゃん!嬉しいです!笑 わぁぁぁーい*\(^o^)/*← 早速読ませていただきましたっ!!すっごく面白かったです!切ないけど心が温かくなりましたっ、もぅサイコーですっ☆リクエストいいんですかっ!?笑 えっと、じゃぁ…横尾さん!ぜひ読んでみたいです☆ (2014年9月4日 16時) (レス) id: 8b739b87cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MK | 作成日時:2014年9月2日 0時

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