あなたへ2

第95話 ページ46

柿「なるほどな」



A「はい…」




あの後全部柿原さんに話しました



というか吐かされました




柿｢ていうかA｣



A「はい？」



柿｢そんなことがあってよく俺に黙ってようと思ったな怒｣( #`꒳´ )



Σ( ˙꒳˙ ;)ﾋﾞｸ



A｢す、すみません…｣(._."ll)



コツン


A「いてっ」(+。+)ｲﾃｯ



柿原さんに叩かれた



柿原「何かあったら言えていつも言ってるだろ、今度黙ってたら許さないからな」



A「柿原さん…」



柿「とりあえずその香織って子にはしばらく会わない方がいいな」



A「はい」



柿(矢野のことも気になるからな)



柿｢何かしら連絡が来たら伝えろよ｣



A「はい…柿原さん」



柿｢ん？｣



A｢私、本当に信彦さんと付き合ってていいんでしょうか｣



柿｢は？｣



A｢だって私なんか何の取り柄もないし、香織さんは美人だし、昔の信彦さんの事知ってるし、もしあの時香織さんが信彦さんに告白していたらきっと…｣




柿｢A！｣




柿｢お前、それ本気で言ってんのかよ｣




A｢だって…｣




柿｢たとえそうだったとしても今ののぶの彼女はお前だろ｣




A｢でも｣




柿｢のぶはそんな簡単に女捨てるような男じゃねぇよ｣



柿｢それに、よくAのこと聞かれるしな｣



A｢え？｣



柿｢お前の好きな物とかよく聞いて来るんだよ、｢今度デート行くのでAちゃんが好きそうな場所とか気になってる映画とかありませんか｣って｣




A｢信彦さん｣



柿｢お前が思ってる以上にのぶはお前が好きなんだよ、これでもまだ自信ないか？｣



A｢私、やっぱり信彦さんを誰にも取られたくありません！｣




柿｢それでいい、やっぱりお前は素直が一番だな｣




A｢柿原さんありがとうございました！私急用が出来たので失礼します！｣



柿｢おぅ！頑張れよ！｣



ガチャ…バンッ！



柿｢相談の事、のぶには黙ってろって言われたけど…まぁいいか笑｣

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