321**エリート** ページ3
早川「そっか。蒼井先輩元気そうか？」
数日たった帰宅途中の寄り道。ふとそのことを思い出した私は早川に告げた。
私はあつあつのミルクティーを飲み込んだ。
泉「変わりはなさそうだったよ。陽和先輩って推薦だっけ？」
早川「おう。とっくに合格決まって(る)って!!主将がおんなじ学校行くため猛勉強してんだってさ！」
泉「そっか〜陽和先輩ってエリートだねぇ…」
早川「あ(れ)が勝組って奴かぁ〜…」
「……中村とかああなりそうだよね。」「そうか？」と遠くを見つめる私。
ああ…推薦とか、一回くらいしてみたい…←海常一般受験組
早川「推薦ってそんなに難しいか…？」←海常スポーツ推薦組
泉「なんのとりえもなく勉強ができない私には未知の領域なのよ...。」
専門学校は是非とも推薦でありますように！！
神頼みもしたから大丈夫だと信じ……たい！！
早川「んで、蒼井先輩来てく(れ)そうか？」
泉「うん、来てくれるって！！」
その件は本当によかった！
部活で一番お世話になったのは陽和先輩だから絶対にあげたかったんだよねぇ〜♪
早川「そ(れ)で泉！今年は何く(れる)んだ！？」
くりくりな目を輝かせて「カップケーキか！？そ(れ)とも生チョコか！？」と聞いてくる早川。
泉「今年も貰う気マンマンね…;;」
早川「おう!!」
泉「……今年はスノーボールクッキーにしようかと…」
早川「すのーうんちゃら…クッキーか！！おう、楽しみにしてるぞ！！！」
「……早川にはあげないでおこうかなー…」
私のつぶやきに合わせて早川が食べていた肉まんを盛大に詰まらせる。
いいリアクションするなー(笑)そんな彼に私は意地悪に答える。
泉「だってほら…去年までと私らの関係違うじゃない？」
早川「違わない違わない！！お(れ)はずっと泉のこと大好きだったか(ら)！！」
熱烈だなコイツ…;;いや、話違う気が……;;
泉「いやいや、変わったじゃん？幼馴染から……恋人、にさ？だから――」
ぐっと近寄って涙目の彼の耳元で私は囁いた。
「――恋人には、特別に人とは違うものあげたいじゃん…っ」
離れて早川の顔を見ると、面白い顔をしていたからちょっと吹き出しちゃった。
金魚みたいに真っ赤な顔で口をパクパクしてたらさ、仕方なくない？
泉「まぁ、一度帰って作るから遅くなるけどさ。それでもいいならだけど…」
早川「いい！！全然いい！！泉、お(れ)楽しみにして(る)！！」
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寿@ｶｽﾞ - お疲れ様でしたー!!大分前みたいですが、完結おめでとうございます!!楽しい話をありがとうございました。 (2017年2月5日 12時) (
レス) id: 732640604c (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - 全部読ませてもらいました！！すごく面白いですし感動しました！！中村と早川のやりとりも最高でした！！！ (2016年12月13日 16時) (レス) id: 52b53d1d24 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - すごく、面白い、いっぱい泣けました！ (2016年9月4日 22時) (レス) id: 29e6f8a221 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ちぃにゃさん» ありがとうございます( ；∀；)読みやすいとか初めて言われましたΣ(ﾟωﾟ)だらだら長い話の中に一つでも気に入っていただけた話があれば嬉しいです(*´▽｀*) (2016年4月6日 9時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃにゃ(プロフ) - 遅くなってすみません！完結おめでとう御座います！毎回楽しく読ませて貰っていました。非常に読みやすい文章で面白かったです。幸せなひと時を有難う御座いました！ (2016年4月5日 11時) (レス) id: 5cc14c937a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sorairo7491/
作成日時：2016年1月18日 18時
