水色の似合う貴方へ ページ4
大学卒業して以来、思えば全然会えてなかったね。
だけど、シッマのことだから元気に働いて周りの人も巻き込んで明るく元気に暮らしてるんやと思うな。
ショッピ君も同じ会社に就いたって聞いたし、もし部署も同じならいっぱい使ってね。
…なんて。ショッピ君に怒られちゃうかな。
シッマと、とんちゃんとショッピ君と、大学で短いようで長い時間を過ごせたこと。
すごい大切な思い出の一つだなぁ…。
年に一度、シッマと旅に行くの楽しかったね。
最初国内だったのに、段々国外に行くようになって、ブラジルまで行ったりしてね。
煙草が嫌いな私のこと考えてか、ホテルで寝ちゃったあと吸ってたこと、私知ってるんだよ？
心無い、心無いって言ってた割にはちゃんと考えてくれてたの、本当に嬉しかったな。
私ね、空を見るとシッマのこと思い出すんだ。
シッマの明るさみたいで、元気をもらえるの。
だけど、雨の日はどうしても空を見たくないんだ。
シッマには泣いてほしくないから…なんて。
今までありがとう、シッマ。
早いうちに奥さん見つけること。
スポーツしてる姿、かっこよかったよ。
・ー・ー・ー・ー・ー・ー
kn「…お前以外で嫁にしたいやつなんておらへんわ。」
くしゃりと手紙を握りしめて呟く彼。
目に映るすべてを拒む。
彼女は向日葵のようだった。太陽を一心不乱に追う、向日葵に＿＿。
kn「…嗚呼、クソ。何や、俺らしくないな。」
俯き、小さく苦笑する彼。
空のような瞳から、零れたのは、雨の雫か、それとも。
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まもやろたお - え、これ泣かない人おりゅ？更新待ってます！ (2020年4月2日 18時) (
レス) id: 3edb1e3d90 (このIDを非表示/違反報告)
たう - 兄さん最推しの我には死ぬ。尊い。夢主さんが死んでしまった理由など見てみたいでs(( (2020年3月3日 10時) (レス) id: 3edb1e3d90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八朔 | 作成日時：2019年1月31日 7時
