真選組の右腕【銀魂】 (ページ44)

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四十一話ページ44

A「お邪魔します」

カウンター席に座り、ウーロン茶を注文する。

……そう言えば、坂田とはどんな関係なんだろう…

A「お登勢さま、一つ聞いてもよろしいでしょうか？」
登「そんな畏まらなくていいよ普通に呼んでくれて……それで何だい？」
A「坂田とはどういう関係ですか？」
登「私はこの店の店主でもあり、あいつの大家だ」

そう答えたお登勢はタバコを咥え火をつけ、吸った

登「あんたもどうだい？」
A「すみませんが、遠慮しときます。
一ヶ月に一本と決めてるので」

俺も吸うが…….土方みたいに毎日吸わない。

そして、注文したウーロン茶が猫耳がついたオバ……店員が運んできた。

「オマエガタノンダモンダヨ！サッサトノミヤガレ」

なんだこの店員、すっごい生意気だし態度悪いな。

登「キャサリン！お客になんて態度だい！また豚箱に入りたいのか！？

この方は真選組だぞ！」
キ「シ、真選組！？ホントウニモウシワケゴザイマセンデシダ」

急に態度急変したなおい、…またって事は前科持ちか。

A「いえ、そんな謝らないでください。改めまして、真選組副長補佐の真田Aと申します．よろしくお願いします。
キャサリン様」
キ「チンピラケイサツニモマトモナヤツガオルナンテ、ヨロシク」

チンピラ警察……まあ確かに世間ではそう言われてるし否定はしないけど、正面から言われるとショックだな。

登「だから畏まらなくていいんだよ全く、普通に呼んでもかまわしないよ」

それから色々と話しをしていたら、いつの間にか十六時になっていた。

A「そろそろ帰ります。ご馳走様でした」
登「またいつでも来な…大歓迎だよ」

お金を払い、店を出る。

帰る途中、なぜかボロボロ姿の近藤さんと出会った。

A「あの、近藤さん、大丈夫でしたか?それにその姿」
近「ん?ああ、思ってたようなお咎めはなし。けどあんまり暴れすぎんなよ。やってもバレないようにやれって、総悟達にも伝えといてくれないか?」
A「はい、伝えておきます。そしてすみませんでした」

近「にしても占いは外れだな!!何が乙女座は死ぬよ…」

そう言って近藤はお妙さんを見つけた瞬間、全速力で向かった。

近「お妙さァァん！！奇遇ですねェェ！」

あれ？確か足元に石出てなかった。

ガッ

Aの予想通り、近藤は石につまずき頭をチョップしてしまった。

俺、しーらね。

後ろから悲鳴が聞こえたが、気のせいにしよう。