真選組の右腕【銀魂】 (ページ43)

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四十話　お登勢さんとの出会いページ43

翌日、近藤と沖田とAは一緒に結野アナの天気予報を見ていた。

結「それでは、結野アナのブラック星座占いでございます。
今日1番ツイてない方は……おとめ座のあなたです。
何をやっても上手く行きません。」
近「なんだよ〜〜朝からテンション下がるな〜〜」

占いも見れた為、部屋を離れようとした時、結野アナはさらに続けた。

「特に乙女座で顎髭をたくわえ今、歯を磨いてる方

今日死にます」
近「え"え"え"え"え"!?!?」
「幸運を切り開くラッキーアイテムは赤。
なにか赤いもので血にまみれた体を隠しましょう」
近「どんなラッキー!?何にも切り開けてねーよ!!」
「それでは楽しい週末を〜」
近「送れるかァァァァ!!」

何か察した沖田は自分の部屋に戻り、何かを取りにいった。

近「世の中の乙女座が全て消えてみろ。世の中おっさんだらけになるぞ…な、総悟?」
沖「はい、コレ。俺がガキの頃使ってた赤褌。大丈夫洗いやしたから。」

………コレ、なんか嫌な予感する。

そう言って部屋に一旦戻り、あるものを取りに行った。

近「大丈夫って…何が大丈夫なんだよ。
総悟の奴め意外と心配性な奴だな、なぁトシ？」
土「…コレ、俺が昔使ってた赤マフラー」
A「…どうぞ、見廻りの途中、近所の駄菓子屋で当てた赤いミニカー」

Aは土方と一緒に、屯所を出る。
それから間も無く、近藤の悲鳴が響いた。

「「((本当にすみません))」

土方は見廻り、Aは振り返り休日な為途中別れる．

しばらく歩いていると、万事屋に着いた。

ピンポーン………ピンポーン………

鳴らしてみたが、出てくる気配がない。

まぁ、いきなり行っておるわけないしな……

仕方ない、夕方まで近くの公園でゆっくりするかと階段を降りようとすると

？「銀時なら、今出かけてるからいないよ」

そう言って下の階の扉が開きながら言った。

？「おや、みない顔だねぇ、あんた誰だい」
A「お初にお目にかかります。
真選組副長補佐を務めている真田Aと申します」
登「私はお登勢。ここの店主だよ。それで、真選組が何のようだい？」

A「夕方まで遊ぼうかと思いましたが、留守のようなので、近くの公園に行こうとした所です」

それを聞いたお登勢は

登「だったら、夕方まで私の店にいな」
A「え？でも開店は夕方なんじゃ……」

そう言おうとしたら「ここはかぶき町だから」と遮られたので、
ご厚意に甘える事にする。