真選組の右腕【銀魂】 (ページ27)

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二十四話ページ27

祭り当日

世間では祭りで賑わっているが、真選組は警戒していた。

近「トシ、A、総悟の奴がウ●コしに行くっつったきり全然戻らんのだが」
土「あの野郎またどっかでサボってやがるな」
A「仕方ないよ、彼の性格上真面目にやるわけがない」
近「２人共、他の誰を疑おうとかまわんが、仲間を疑うことは俺が許さん。俺は総悟を信じる。きっとウ●コのキレがものスゴく悪いんだ。俺はそう信じたい！」
土「そんな信じ方される位なら疑われた方がマシだと思うがな……」
A「あはは……」

土方のツッコミに苦笑していると

近「そうだA、5分したら抜けていいぞ！」
A「え！？でも警護は？」
土「お前は真面目に働きすぎだ。少しは羽目を外してこい
こっちは俺たちでなんとかするから」

確かに言われてみれば、祭りとかイベントとかで遊んだことなかったな。ありがたく感謝しよう

A「ありがとうございます。局長、副長」

土「あんまり気にすんな、それより山崎の野郎おせーな。」
A「退がどーかしたの？」
土「いや……たこ焼きが食いてーってお上がよォ。……ったく、呑気なモンだぜ」

と、そんな事を話していれば。

山「副長ォォ、山崎、ただいま帰りました！」

猛スピードで山崎が走ってきた。

土「おせーぞ！！マヨネーズもちゃんと付けてもらったろーな！」

土方が山崎から貰ったたこ焼きの箱の蓋を開けてみると

土「……オイ、これ…………」

たこ焼きは３つしか残っておらず、しかもぐちゃぐちゃだった。

A「退…もしかして食べた？」
山「いや、違うんですよ補佐官、実は急いでたもんで途中すっ転んでぶちまけちまいました。すみません、山崎退一生の不覚」
土「そーか、俺は口元の青のりの方が一生の不覚だと思うがな」
山「ふっ、副長ォォ、これは違います、途中で食ったお好み焼きの青のりです！！」
土「どっちでもいいわっ！オイどーするよ……って食ってる！？」

土方が殴りながら山崎を叱ってるなか、近藤は例のたこ焼きを食べていた。

A「(あれ？将軍様のたこ焼きだったよね)」

近藤はそっとAの耳元に近づき

「A、そろそろ抜けていいぞ。思う存分楽しんで来い。」
A「はい、ありがとうございます。それじゃあ後はよろしくお願いします」

…………さて、どこからまわろうかな。