二十二話 ページ25
近藤が必死に沖田を説得している。
A「(まずい!このままだと二人とも無事ではいられない....だったら)」
土「チャイナ娘!!出てこい!!お前がどうやってそよ姫と知り合ったかは知らんが、その御方はこの国の大切な人だ!!これ以上俺たちの邪魔をするならお前もしょっぴくぞ!!
聞いてるか!!」
A「副長!!俺が行きます!!」
土「頼んだぞ」
Aは近くの比較的低い屋根へと、パトカーの屋根を使って飛び上がると、そのままそよ姫と神楽が隠れている所へ向かって屋根をつたいながら向かった。
屋上につくと、二人が会話をしていた為気配をころし会話を耳にする。
神「友達助けるために理由いらないネ
それが江戸っ子の心意気アル
まだまだ一杯、楽しいこと教えてあげるヨ」
姫「そう、私達友達です。でもだからこそ迷惑かけたくないんです
ほんとにありがとうございました。女王さん。
たった半日だったけれど、普通の女の子になれたみたいでとても楽しかった」
感謝の言葉を述べたと同時に、Aはそよ姫の隣に立つ
A「姫様、迎えに来ました。」
姫「今、帰ります。それじゃ」
神「待つネ!!ズルイヨ!!
自分から約束しといて、勝手に破るアルか! 私もっと遊びたいヨ!そよちゃんともっと仲良くなりたい!
ズルイヨ!!」
姫「そーです。私、ズルイんです。だから最後にもういっこズルさせてください。
1日なんて言ったけど、ずっと友達でいてね。」
A「では、行きましょうか、姫様」
怪我が無いようにエスコートしながら降りていく。
A「副長、無事確保しました」
土「御苦労。姫様、参りましょう」
城へ戻る道中、Aは姫さまに聞いた。
A「今日はどうでしたか?とても楽しかったですか?」
Aの質問に姫さまは笑顔で答えた。
姫「とっても楽しかったです!」
と
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作者名:Metal | 作成日時:2023年5月31日 23時