真選組の右腕【銀魂】 (ページ22)

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十九話　脇だけ洗っときゃいいんだよ脇だけページ22

「ええええええ」
「姫様が失踪したァァァ！？」

そよ姫様が失踪したと言うことで捜索することに

松「A、ちょっといいかなぁー」
A「・・・はい？」
解散した後、みんなで捜索しに行こうと思ったら松平様に呼ばれた。

土「あーあつい、なんで真選組の制服ってこんなカッチリしてんだ？世の中の連中はどんどん薄着になってきてるってのに」
A「確かに、暑いですねー」
土「お前は、薄着だからいいだろ！」

そう、真選組のみんなはいつもの制服だが、Aだけは、
薄着だった。

A「俺に怒らないでくれよ・・・松平様が暑いからこれ着とけって渡されたんだから」
土「お前だけせこすぎるだろ」

あの呼び出しは薄着を渡すために呼び出されたのだった。

土「しかもこのクソ暑いのに人捜したァよ。もうどーにでもしてくれって」
沖「そんなに暑いなら、夏服つくってあげますぜ、土方さん」

そう言って土方めがけて剣を振る沖田がそこにいた。

土「うおおおおおお！！」
A「総悟！危ないな！！」
沖「危ねーな。動かないでくだせぇ。怪我しますぜ」
土「危ねーのはてめーそのものだろーが!!何しやがんだてめー!!!」
沖「実は今、俺が提案した夏服を売り込み中でしてね。土方さんもどうですか、ロッカーになれますぜ。」
土「誰が着るかァ!!明らかに悪ふざけが生み出した産物じゃねーか!!」
土方が秋田に向かって怒鳴っていると

近「おーう。どーだ、調査の方は？」

声が聞こえたので振り返ってみると、沖田が作った服を着ていた近藤がいた。

A「(・・・・まるでロッカーじゃん・・・)」

土「潜伏したテロリスト捜すならお手のモンだが、捜し人がアレじゃあ勝手がわからん」

土方はそよ姫の写真を取り出し、ため息混じりに話を続けた。

土「お姫さんが何を思って家出なんざしたんだか…
人間、立場が変わりゃ悩みも変わるってもんだ。
俺にゃ姫さんの悩みなんて想像もつかんよ。」

それになんだろう、写真を見る限り、心から笑ってないように見える。