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一話 池田屋事件 ページ3

ドガァァァン!

そんな音とともに大使館が爆破された光景を平凡な部屋で一部始終を見ていた男がいた。

土方「とうとう尻尾を出しやがった。山崎なんとしてでも奴らの拠点押さえてこい。」


その男の名は,「鬼の副長」とも言われている土方十四郎である。


山崎と呼ばれた男は「あいよ」返事し、部屋をさっていった。


土方「天人との戦で活躍したかつての英雄も、天人様様の今の世の中じゃ、ただの反乱分子か。このご時世に天人追い払おうなんざ、大した夢想家だよ」

土方「おい,沖田起きろ、お前よくあの爆音の中寝てられるな」



′′桂小太郎′′と書かれた手配書をくしゃくしゃにして沖田と呼ばれた男に向かって投げた。



沖田「爆音って・・・またテロ防がなかったんですかィ?
何やってんだ土方さん、真面目に働けよ」


いちゃもんつける男の名は沖田総悟 真選組一番隊隊長である.




土方「もう一回眠るかコラ」



青筋を立てる土方と恒例となっている土方いじりの沖田。




土方「天人の屋敷がいくらふっ飛ぼうがしったこっちゃねえよ、連中泳がして雁首揃ったところをまとめて叩き切ってやる、
真選組の晴れ舞台だぜ、楽しい喧嘩になりそうだ」



沖田「そういえば、Aさんには連絡しなくていいんですかィ?」




土方「連絡は入れておけ、まあ、だいぶ遅れてくると思うけどな」

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作者名:Metal | 作成日時:2023年5月31日 23時

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