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十六話  酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラ取れ ページ18

今日は花見である。


Aは姿見で着物の身だしなみを整えている最中

「おーい、まだかー?」
A「悪い、すぐ出る」



Aは身だしなみを整え一冊の本を持ち部屋を出る。
A「悪い、待たせた」
沖「近藤さんは先に行きましたぜィ、早く行きましょう」
A「ああ」

黒と灰色の蛇柄模様が入った着物を着たAは外に出て一緒に歩く。



しばらく歩いていると、目的地が見え


「ガハハハ、全くしょーがない奴等だな
どれ、俺が食べてやるからこのタッパーに入れておきなさい」

声が聞こえた方を見ると

A「近藤さん!そこに」

ドパン!

「レギュラーみたいな顔して座ってんだゴリラァァ!どっからわいて出た!!」


Aが言おうとしたが、その前に近藤が吹っ飛び殴られてた。


A「(今女性に殴られてたよな?もしかして女巡って決闘したってこの方?)」


Aは考えたがすぐに考えを否定した。


銀「オイオイ、まだストーカー被害にあってたのか
町奉行に相談した方がいいって」
新「いや、あの人が警察らしーんスよ」
銀「世も末だな」
土「悪かったな」

銀時の一言で前に出る土方達


銀「オウオウ、ムサイ連中がぞろぞろと、何のようですか?
キノコ狩りですか?」
土「そこをどけ、そこは毎年真選組が花見をする際に使う特別席だ」
A「まあまあ」
土方をなだめようと前に出たAを見て神楽は嬉しそうにする。
新「Aさん」
神「A!Aも花見アルか!?」
銀「お前がAってか?」
A「お初にお目にかかります。真選組副長補佐を務めている、真田Aと申します。以後お見知り置き坂田さま」
土「Aいつの間に仲良くなったんだ?」
A「池田屋の件で謝罪しに行った時です」
銀「どーゆー言いがかりだ?こんなもんどこでも同じだろーが、チンピラ警察24時かてめーら!」
土「同じじゃねぇ、そこから見える桜は特別なんだよ、なあみんな?」
「別に俺達は酒飲めりゃどこでもいいッスわー」
沖「アスファルトの上だろーとどこだろーと構いませんぜ
酒のためならアスファルトに咲く花のよーになれますぜ!」
A「みんな自由だなー、ちなみに俺も本が読めるならどこでもいいぜ」

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作者名:Metal | 作成日時:2023年5月31日 23時

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