【銀魂】反応集

彼女の作品が、彼女が亡くなった後に評価されたら📍初めに共通設定あり ページ22

☆設定(共通)
画家を目指している彼女。様々なコンクール等に作品を出してもなんの賞も取れず、数年評価されないままある日交通事故にあい20代で他界。彼女が亡くなって3、４年後に1人の芸術家に評価されたことにより段々とその価値が認められ、作品に高値がつくようになった。

【土方十四郎】
『フン。下らねェ』

Aの作品をありきたりな言葉で褒めちぎる芸術家を一瞥してからテレビを消す。【今後現れることの無い逸材】【天才】など他と同じ言葉を並べるこいつは去年Aの作品を蹴った美術館の関係者で、それがどうにも気に食わない。去年は【オリジナリティを感じない】【構図がありきたり】とか散々言って落選させたくせに。『今更テメェが何言ったところで響かねぇんだよ』毎日毎日違うチャンネルで取り上げるテレビ、途端に手のひら返して便乗してくる奴、全部気に入らない。Aの両親に許可を貰い、亡くなってからAの家にあった沢山の作品たちを真選組の一室に持ってきたため、連日のように作品を買い取りたいという輩が来るが、『テメェらにくれてやるもんなんざ何もねぇ。二度と来んな』で一蹴。1作品1作品大切に描いていたAの顔が浮かんできて、どうにも売ることが出来ない。売りたくない。『お前なら迷わず笑って譲ってやるんだろうが……俺にゃ出来ねェ。あんな腹黒い奴らにお前が大切にしてたもんは譲れねぇ。俺ができねぇよ…』額の縁を優しく撫でる。

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