続き ページ42
しかしアキラくんが逃がすまいと私を抱きしめた。
その瞬間、私は気づいた。
、、、何故怖がりのアキラくんが、先程出会った私に泣きもせずに平気でいたのか。
、、、あくまで仮説だが、怖さが吹き飛ぶくらい、心配したのだろうか？
そう考えると胸が軽くなった。
「僕、Aちゃんのことが好きだから、全世界の人間を敵に回しても、ずっと一緒にいたいな！」
ニコッと無邪気に笑うアキラくんは、凄くキラキラして見えた。
【イヌガミ】
怪物「その娘を渡せ。」
『そりゃあ無理なお願いだな。』
俺は血だらけな絶賛気絶中のAを抱き上げながら怪物と鬼ごっこをしていると、ある疑問が頭の中から離れなかった。
、、、この怪物。やたらとAを狙うんだ。
まるで宝を奪おうとしているかのように。
俺は思い切って尋ねることにした。
『おい、なんでそんなにAを欲しがるんだ？』
ま、やらないけどな。
怪物「その娘は怪物のトップに立つ者の娘なのだ。」
苛立ちながら暴れ回る怪物の攻撃を避けながら、Aをチラリと見る。
、、、なるほど、だからか。
俺は石を拾い、石をAに変幻させた。
A(石)を寝かせ、物陰に潜む。
するとAを見つけた怪物は嬉しそうに、Aを持ち上げ去っていった。
俺は未だに眠っているAを見て、必ず守りきってみせる。と堅く決意をした。
【ミハイ】
「、、、貴様。」
私は(強制的に)ミハイの傍で座っていると、ミハイはゲーム画面から目線を外し、私をじっと見つめた。
私、何かしたかな？と思いながらこてんと首を傾けると、ミハイは
「、、、何か隠しているな。」
目を細めながらそう言った。
その言葉で、私の体はビクンと跳ね、背筋に汗が伝う。
「言ってみろ。」
少し威圧されただけで私の心は折れた。←
かくかくじかじか、、、。
「なんだ、そんなことか。」
心配して損した、とでもいうように深いため息をついた。
「ガラの悪い奴らから狙われるからなんだ。
弱い怪物から逃げられるからなんだ？
そんなヤツらなど、どうだっていいではないか。
貴様は私だけを見ていればいいのだ。」
ニヤリと悪戯っぽく笑うミハイは、とても頼れる笑顔だった。
【ノビマル】
「Aさん？」
ノビマルがAの部屋に入ると、Aはタオルケットに包まれて眠っていた。
Aの目には薄らと涙が溜まっており、何かを呟いていた。
『、、、、、ひとりは、、
、
、、、、、、ぃや、』
続き→←めちゃんこ偉いところのお嬢様になってみた。 リンリンさんリクエスト
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紫織 - ごめんなさい間違って二回送りましたw (5月2日 6時) (
レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
おたく - 感謝です (2021年4月13日 19時) (レス) id: 079add305b (このIDを非表示/違反報告)
也中川 治 - おたくさん» 了解です！リクエストありがとうございます！ですが、この小説は50話で埋まってしまって書けない状態なので、作者名をクリックして下さい！続編で書かせていただきますね(^ω^) (2021年4月13日 17時) (レス) id: c86b5ed4b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：無い！ 作成日時：2021年2月12日 7時
