続き ページ21
何時ものようにシキから漫画本を奪って読んでいると、リビングからガシャンと大きな音がなった。
私は何事かと思い、リビングに行くと顔を真っ青にして今にも泣き出しそうなアキラくんと下に落ちている無惨な姿となった私のスマホがあった。
、、、、、というのが数分前。
『あの中には明日提出する書類の内容があったのに、、、、、。』
と呟きながらミハイの部屋へと向かった。
流石にあの『大嫌い。』は怒りに身を任せて言ってしまったものだから、本気では無いのだけれど。
(next ﾟДﾟ)ﾉ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「、、、、、ごめんなさい。Aちゃん。」
私が寝ようとした時、後ろから声が聞こえた。
振り向くと沢山泣いたのか、目の下に跡がついていた。
「もうあんな事はしないから、、嫌いにならないで、、、。」
今にも泣き出しそうな顔のアキラくんを見て、罪悪感が私を襲った。
私が叫んでイヌガミさんに怒られたのは言うまでもない。
【イヌガミ】
『ぁぁぁあ、、私の、私の漫画本が破れて、、！』
誰だやったのはぁぁぁぁ！！と少々ビッグマム化になりながらも、一番怪しいイヌガミさんの元に寄った。
彼は破られた漫画本を気に入って度々読んでいた為、犯人はイヌガミさんだろう。
『イヌガミさん！これやったの、貴方ですか！？』
と食い気味に質問すると、イヌガミさんは顔を真っ青にした。
「、、、す、すまな((『すまないじゃ許されませんよ！どうしてくれるんですか！！』、、お、おう。」
信じられないと怒りながら部屋を出た。
言い過ぎなのは私も分かっていた。
(next ﾟДﾟ)ﾉ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
翌日、目が覚めてリビングに向かうと唐突に、後ろから誰かに抱きしめられた。
驚きながらも、後ろを振り向けないでいると、
「本当にすまない。
俺の監督不行届だ。許してくれ。」
と聞きなれた声が聞こえた。
声から察するに、イヌガミさんだろう。
イヌガミさんの声が震えているのに珍しいと思いながら、ため息をついた。
『、、、イヌガミさん、もう怒ってませんから離してください。暑苦しいです。』
、、、まあ離さないだろうけど。と思いながらも抱きしめてくれた事はニヤケが止まらなかった。
【ミハイ】
『あ''っ、またゲームオーバー、、、！』
日も落ち始めた頃、ミハイと私はゲームを楽しんでいた。(？)
「貴様は本当に弱いな。」
、、、、、その言葉に私はイラッとした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫織 - ごめんなさい間違って二回送りましたw (5月2日 6時) (
レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
おたく - 感謝です (2021年4月13日 19時) (レス) id: 079add305b (このIDを非表示/違反報告)
也中川 治 - おたくさん» 了解です！リクエストありがとうございます！ですが、この小説は50話で埋まってしまって書けない状態なので、作者名をクリックして下さい！続編で書かせていただきますね(^ω^) (2021年4月13日 17時) (レス) id: c86b5ed4b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者ホームページ：無い！ 作成日時：2021年2月12日 7時
