【 105 】アイス ページ6
・
バンッ！
雅「ねぇ！」
和「ぉわっ！いきなり大声出すなよ」
今まであまり会話に参加してなかった相葉さんがテーブルを叩きながら勢いよく立ち上がる。
雅「俺頭パンクしそうだから止めっ！」
潤/翔/和「「「はぁ？？」」
雅「また続きは今度！こんないっぱい言われても分かんないよ！」
翔「俺たちは分かってるから良いんだよ。雅紀は分からない時に聞けば良いから」
雅「ダメっ！作者もちょっとパンクだって！」
全-雅「「はい？」」
雅「とにかく終わり！お腹減ったし、アイス冷凍庫入れるの忘れてるし！」
アイス、アイス…
「あっ、ほんとだ」
和「も〜〜何やってんのさー」
「忘れてました。入れてきますね」
ガサガサしながら下に降りてると後ろから袋を取られる
翔「うわっ、これも種類ありすぎだろ」
「櫻井さん」
翔「これとかドロドロじゃん。固まったらどうなるんだろうな笑」
「そのまま固まるんじゃないですか？」
翔「まぁそれはそうなんだけどさ」
「………で、なんですか？」
翔「ん？んー….。Aってさ？智くんの心は読めてるの？」
「…だから、」
翔「もうその手は使えねぇぞ馬鹿。俺様を舐めすぎ」
「俺様って、寒。」
翔「うるせぇわ」
「はぁ……」
翔「お前も無駄に頑固だな」
「別に……。で、大野さんが何なんですか」
翔「いや、気になる事とかなかった？」
「特、には…」
翔「そうか……」
眉間にしわ寄せて
コナン君みたいに顎に手を当ててなにかを考えてる仕草も
きっと素人がやると似合わないんだろうなとか思いながら無駄にカッコいい櫻井さんの後ろについていく。
…無駄っていうか、残念イケメン？
あ、後ろから見たらなかなかなで肩だ
翔「うるせぇわ。ほんとすーぐそういうな思うのな」
「仕方ないでしょう。なで、肩なんだからっ…笑」
翔「あ！その笑い方可愛くねぇ！！」
2人で大きな冷凍庫の中にアイスを入れている最中に、ふと朝ランニングしている時に感じた視線を思い出した
隣にいる潤さんに注がれるハートマークが飛びまくったモノとは違うモノ。
「あの、櫻井さん」
翔「あ？」
「今日走ってる時に殺気を感じたんですけど」
翔「殺気？」
「はい。潤さんの隣にいるからとかじゃなくって、『殺してやる』っていう念付きの」
翔「何その嫌なオマケ」
「知りませんよ」
翔「殺気、ねぇ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2018年6月6日 13時
