三十番星【バステ監獄編】 ページ34
私達は森を抜け、＜豚の帽子＞亭へと戻ってきた。
メリオダスの案により、ここから距離が近いバステ監獄にいる〈
監獄、それも収容されているのが《七つの大罪》。どう避けようと戦うことになる。
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「わ、私は反対ですっ！
今は監獄に向かうより、メリオダス様の傷の手当てが優先ではないでしょうか？
そんな体で、また聖騎士と戦うことになったら…！！」
最もな意見だ。
私も頷き、エリザベスの意見に賛成する。それに、まだメリオダスの手当てをしていない。この状態で行くには危険極まりない。
メリオダスは平気だと言っているが…放置していい怪我ではない。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「こーすれば治るかも」
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「ほ、本当ですか？」
『……メリオダス、いい加減にしろ』
メリオダスはエリザベスのスカートに頭を突っ込んでふざける。
何を言っているんだ此奴は。
さっき手当てすると言ったばかりだろう。心配かけないように強がってるのかもしれないが、むしろその状態でいられる事の方が心配だ。
お前だけの問題じゃない。そんな思いを含めて言い放つが、メリオダスは未だ巫山戯たまま。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なんだA、機嫌悪ぃな。
…あ、お前もやってほしいのか？」
『………ばーか』
手を動かしながら私に近づくメリオダス。
それに対して私は、メリオダスの怪我をしていない方の腕を掴み、引き寄せる。
こうでもしなければ話を聞かないだろコイツ。
メリオダスは驚いている。ディアンヌ殿とエリザベスの悲鳴が聞こえるが、今はそれどころではないし引き下がる訳にはいかない。
『お前、自分の立場わかってるのか？
お前が倒れれば、周りの奴らもドミノ倒し状態。統率者がいなくなれば崩れていく。
頼む、頼むから手当てをさせてくれ…』
そう言ってメリオダスを見つめる。
そして彼は困ったように頭を掻く。それから困ったように分かったと言って、引き下がった。
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奥山乃愛(プロフ) - ミルクレープさん» 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月5日 6時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます！！全キャラ…作者自身の書きやすさにもよりますが、なるべく多くのキャラに愛されるようにしてみます！！完結までいけば全員分落ち書く予定です！更新頑張ります🔥 (2022年12月4日 22時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラ（敵にも）に愛されたいです！（恋愛的に）あと出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月4日 20時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - あれ…？あれれれれ？？高評価が100票！！ありがとうございます😭✨ (2021年10月3日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ミルクレープさん» 了解しました！ (2021年8月22日 19時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年2月20日 18時
