二十六番星 ページ30
メリオダスやディアンヌ殿なら、指名手配されているが故に拘束されるのは分かる。だが、関係ないエリザベスやホークまで拘束されるとは思っていなかった。
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「ギルサンダー！どうして貴方が…！？」
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「エリザベス、知り合いか？」
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「彼は聖騎士ギルサンダー。国王の---父の側近の聖騎士です」
『何故国王を守るはずの聖騎士が、その娘であるエリザベスを捕らえる？』
エリザベスとは顔見知りじゃないのか？
エリザベスの命なんてどうでもいいと？
私が呟くも、ギルサンダーからしたらどうでもいい様で無反応だ。
すると、ギルサンダーはエリザベスの拘束だけを解いた。エリザベスにとって、ギルサンダーのこの行動はショックだろう。
流石にキレそうになる。無視されてもいい、とにかくコイツとは面と向かって話をしたい。
『おい、ギルサンダーとやら。
顔見知りの王女様にまで手荒な真似するのはどうなんだ？エリザベスの命がどうでも良くなる程の何かを、お前は抱えているのか？』
そう強く言い放つと、彼は初めて私の言葉に反応した。
キッと私を鋭く睨む。その瞳には強い殺意、そして薄らと怯えが滲んでいた。
(お前は何に怯えて………何に恐れている…？)
気配の揺れを感じたのは、何かをお前は抱えているのかと言った時。
私にはさっぱり検討がつかない。交流があったらしいメリオダスなら何か気づくかもしれない。
とりあえず攻撃はせず、大人しく待っている事にしよう。
そんな中、メリオダス達に近づくギルサンダーに、エリザベスが抗議して前に出る。
ﾎｰｸ「あばばばば…！！俺はもうっ…ダメだ」
『ホーク？…おい、起きろ！』
雷の拘束にかかっていたホークは、体型などからしてもかなりきつい拘束。倒れてしまった。
ギルサンダーはそんなホークを容赦なく蹴り飛ばす。
飛ばされたホークを、エリザベスは追いかけていく。エリザベスをこの場から離れた所に行かせる為か。
ホークには申し訳ないが、これしか方法がなかったのだろう。ギルサンダーは根っから悪い奴、という訳ではない。…不器用な奴だ。
私は静かに、メリオダスとギルサンダーの会話を聞いていた。
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奥山乃愛(プロフ) - ミルクレープさん» 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月5日 6時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます！！全キャラ…作者自身の書きやすさにもよりますが、なるべく多くのキャラに愛されるようにしてみます！！完結までいけば全員分落ち書く予定です！更新頑張ります🔥 (2022年12月4日 22時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラ（敵にも）に愛されたいです！（恋愛的に）あと出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月4日 20時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - あれ…？あれれれれ？？高評価が100票！！ありがとうございます😭✨ (2021年10月3日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ミルクレープさん» 了解しました！ (2021年8月22日 19時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年2月20日 18時
