七十四番星 ページ31
『戦い過ぎて脳みそ腐ったか？元々そういう頭なのか？』
ﾛｰﾀｽ「え、ボク馬鹿にされてる？ボクを馬鹿にするのキミ位だよ……
ホント面白い」
クスクスと笑いながら近づいてくる。奴が一歩踏み出したと同時に、私はナイフを取り出して構える。
『動くな、近づくな、離れろ』
ﾛｰﾀｽ「酷いなぁ、もう。
じゃ、これならどう？」
スッと手を顔にかざす。そして反対の手で周りのものを振り払うような仕草をすると水晶が砕け散り、ロータスの気配が変化するのが感じられた。
そして、姿が見えるとそれは……
＿＿＿＿＿「ねぇ、A」
『幻覚か…』
「何を言っているの？私よ、エリザベス。
分かるでしょう？」
今まで目の前に居たのに、何言ってんだ。
だが、外見は本当にエリザベスと瓜二つ…いや、エリザベスそのままだ。
此奴の魔力は一体何だ？
「A、メリオダス様とホークちゃんが大変よ！早く行きましょう！！」
『……鳴呼』
私の手を取って走るエリザベス。
『だが……
「何を言って……」
『お前がエリザベスじゃない事位分かる。
それに何より、エリザベスはあまり運動が得意ではないんだ。そんなに身軽に走る事はできない』
悪いな、と言って手を振りほどく。
ﾛｰﾀｽ「なぁんだ、面白くないのー。
でも、この姿良くないかい？良いだろ、ボクの魔力」
『その姿で話すな。エリザベスを馬鹿にしているのか？いい加減にしろ』
ﾛｰﾀｽ「仲間想いはこんな時でも健在かぁ、なんか羨ましいよ。
オレも、キミの仲間になってみたい」
そう言った途端、ロータスはまた姿を変えて、次は私を蹴り飛ばしてきた。
『げほッ…』
何だ、この変化は。咄嗟に受け身を取ったから良かったものの、危うく骨が折れる所だった。
『いい度胸だな…！』
「気になったんだ。
そんなに仲間を大切にするキミだけど…何処まで仲間に傷つけられたら、その信仰を捨てるのか」
砂埃を払い、やって来たのはロータスが魔力を使って変身した………
「なぁ、A」
『今度はメリオダスかよ、！』
メリオダスだった。
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マイマイマイキー - とても面白くて、今七つの大罪と鬼滅の刃にはまっていたので探してたんですよ！嬉しい！ありがとうございます！何か思う事があればこの作品を見て息抜きさせてもらってます！ありがとう！ (2021年8月5日 11時) (
レス) id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - とても楽しみに待たせてもらいます!! (2021年7月24日 19時) (レス) id: aca1894eb0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - カピバラの神!!さん» やーーーっと返して貰えました！部活の県大会終わったので！これからじゃんじゃん更新していきます！お楽しみに！！ (2021年7月24日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - はやく返してもらえるといいですね。枕をぬらしながら待ってます!! (2021年7月23日 20時) (レス) id: 3901f881a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - メリエリさん» まじですか！！ありがとうございます！超嬉しいです、頑張ります！！ (2021年7月23日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年5月30日 14時
