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Fuma









「中島?」

「お、おう。」









クリスマス当日。

Aちゃんが熱を出したらしく、ドタキャンされてしまった。

まぁ、理由が理由だし、本当に辛そうだったから、嘘じゃないんだろうけど。

少し、残念に思っている自分が居た。









「どうして?」

「渡辺さんにお願いされた。」









"とにかく待ち合わせ場所まで行って!"

なんてAちゃんに言われたから来てみたら、中島が居た。









「Aちゃんが?」

「うん。クリスマスに風磨1人は可哀想。って。」

「男2人の方が惨めだろ(笑)。」









そう笑った俺に、中島は乾いた笑いを返した。









「で、何する?」

「さぁ〜?店キャンセルしちゃったし。」

「カラオケか?」

「あー、あり。なんなら今から家帰って酒飲むのもあり。」

「まだ昼の2時だぞ(笑)。」

「クリスマスマジック?」

「何か違う気がする。」









ふざける俺になんだかんだ乗って、コンビニで大量の酒とアテを買ってるあたり、さすがだわ。









「あー、それAちゃんと見る予定だったやつー。」

「やらしーの見るなよ(笑)。」









夕方頃にはもう出来上がっていた俺と中島。

男2人でクリスマスに昼から酒って、やっぱりクソ惨めだわ。









「いいじゃん。見ようよ。」

「まぁいいけどさー、それ R 18 だからな?」

「男2人でそれ見るのキツイなー。」









なんて言いながらも、俺の家の事をよく知る中島は慣れた手つきでDVDデッキを操作する。









「ちょ、トイレ〜。」









再生ボタンを押した中島は席を外した。

中島は字幕派だから、吹替派の俺はここぞとばかりに設定を変えた。









まぁ、戻ってきて速攻字幕に戻されたけど(笑)。









.

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作者名:はる | 作成日時:2018年3月3日 19時

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