今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,826 hit
小|中|大
Revolution30 ページ31
衣更side
こんなに怒鳴ったの初めてだな
しかも凛月にだ
朔間「……」
さっきから黙り込んでるし
こりゃ、泣いちゃうパターンかな
言いすぎたかも
衣更「り、凛月……あの」
朔間「どーして?」
衣更「………え」
朔間「まーくん、好きなんでしょ?Aのこと」
衣更「……」
朔間「こうして俺に相談せず、ずっとAのそばにいてあげればあいつなら落ちるのに」
それも考えた
けど、
やっぱり好きな人には幸せになってもらいたい
幸せにできるのは俺じゃないから
A先輩は、凛月じゃなきゃだめなんだよ
衣更「お前じゃなきゃだめなんだ」
朔間「…」
衣更「好きな人だからこそ、その人の幸せを願うよ」
朔間「自分が幸せにしてあげないんだ」
衣更「できるもんならしたいさ。けど、俺じゃ」
朔間「……まーくんの気持ち分かった」
凛月がオレを見据えて言う
朔間「考える、時間ちょーだい」
それだけ言い残し
凛月は去っていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
30人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SAKURA | 作成日時:2017年3月24日 20時