現代の天使と年上のお姉さん part1【アイドリッシュセブン】

STEP9 ページ11

奈桜「やっほー！！」

A「久しぶりだね！なおちゃん！」


ミケ猫は、歌い手の時の名前

本当の名前は柊奈桜


奈桜「今日さ、ストリートライブしてみよう！」

A「えっ」

奈桜「Aさ、デビュー目指してるんでしょ？暁月さんみたいに」

A「うん」


暁月さんは、またまだ歌い手さん

一年前にデビューして、今では"歌手"として活躍中


幼い頃はアイドルに憧れていた

でも、わたしは踊ったことは無い

歌うことはあっても、

だから歌って踊れるアイドルになれるか分からない


でも、デビューはしたい

してから考えよう、なんて思ってたりする


奈桜「決定、じゃまずは腹ごしらえー」

A「行こー」


〜〜〜〜〜



奈桜「よっし！ご飯も食べた、準備万端」


わたしと奈桜ちゃんはすぐに

「ミケ猫」と「りんね」になる


必需品のマスクを身につける



奈桜「もったいない、りんねちゃん可愛いのに」

A「顔はバラしたくない」

奈桜「そっかー」

A「機材の準備どう？」

奈桜「もふもふー、機材どう？」

？？「完璧だよー、さすが俺だよね」

奈桜「褒めてねぇから」


もふもふさんも歌い手仲間

本名は、分からない


もふもふ「よぉーし、存分に歌いたまえ」

A「ありがとう、もふもふさん」

奈桜「あたしはバックコーラスするから、もうじゃんじゃん歌っちゃってね」

A「おう」


深く深呼吸し、



わたしは歌い出す


赤く染まる夕日が

わたしを真っ赤に染め上げる



そんな中、わたしは歌う

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