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初めて会った時の印象は
すっごい綺麗な人だなって
マイキーに連れられてその人に会いに行けば、甘い香りが鼻を掠めてクラッときた
長く綺麗に伸ばされた黒髪は、丁寧に結われていて
俺らとは違う、年上なんだなって思わせるように制服を着こなしていた
多分、初恋だったと思う
気づけば、その人のこと考えて、どこかにいるんじゃないかって、期待してしまった。
あの時、少しでも話しておけばよかったと後悔
緊張しすぎて、目を合わせるだけでも精一杯。
「あぁー、ダメだ。なんも身が入んねぇ」
俺みたいな子供が一丁前に年上の、しかもマイキーの想い人なんて好きになるなんて叶うはずないのに
多分、俺らはみんな恋するんだあの人に
テレビで見てた人よりも誰よりも綺麗だと言い張れるくらいの容姿はしてる、けど
それよりも何よりも彼女の雰囲気が好きだ
優しいんだろうな、笑うと周りに花が咲くのかななんて
気持ちわりぃ想像だ
「おい、一虎」
「何そこで、しゃがんでんだよ」
「場地うるせぇ、」
「おまえ、Aのこと好きになったんだろ」
「はっ？」
「わかりやすい」
「んなことっ」
ねぇよ！なんて思いっきり言いかけた
「分かるよ、わかりやすいわ。お前ら」
「…どういうことだよ」
「まっ、気をつけな」
「は？」
「Aを好きになるのはやめといた方がいいぜ」
「…」
「傷つくだけだ」
傷つく、その言葉を聞いた時ストンっと感情が腹に落ちた
彼女の魅力の1番は、顔でも、性格でも、雰囲気でもなくて、絶対に届かない、誰かの物って分かるからなのかもしれない
それでも
「別に、いいだろ」
「好きで、いるくらい」
元々叶うなんて思ってないし、まだ俺らガキだし、まず相手にもされない
「そうか、ならいいんじゃねぇの」
「それを俺に止める義理はないし、」
「なぁ、」
「お前はどうなんだよ、場地」
「んー、どうだろうな」
俺らの中でも、少し大人びてる場地は1歩先を歩いてる
そんな場地が、少し、見間違いかもしれないけど悲しそうに空を見上げてた
場地も同じなのかなって
「ただ、あの人よりいい女は見たことねぇ」
｢まぁ、まだ俺らケツの青いガキだけどな、｣
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キャンディー(プロフ) - 綺羅さん» 私も真一郎推しなので、この作品を作っちゃいました笑笑 (2021年11月24日 21時) (
レス) id: 2c0233fc7b (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 真一郎推しからしたら最高すぎる！！！！ (2021年11月21日 12時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！ (2021年8月12日 20時) (レス) id: caaf428f68 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 1ページ目の消毒液を付けるところ、あんのていではなく、あんのじょう(案の定)だと思います！要らぬ指摘だったら一々細かくてすみません…。 (2021年8月12日 19時) (レス) id: 44f2d9f658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年8月11日 21時
