適応能力高めのアホは近界民になったらしい【ワールドトリガー】

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Aのトリガーに関する件が上に回った。







彼女自身が黒トリガーのためだと結論づけた上層部








彼女をS級にするかしないかで揉めていた









｢やはり、S級にした方がいいでしょう。我々もそちらの方が対応しやすい｣



｢しかし、いきなり近界民がS級なんて、｣







｢S級にするのもありだと思うけど俺としては、Aちゃんを普通に入隊させた方がいいと思う｣


｢でも、チームは組めなそうだからソロのA級隊員になって貰うか｣



｢それか、彼女のSFを使って、オペレーターにするか｣



｢どちらかの二択がいいと今俺のSFが言っている｣






場が静かになる





城戸が少し悩んだ





｢私としては、Aは私直属の部下だ。A級ソロ隊員でいってもらいたい。 ｣



｢そう言うと思ったよー城戸さんは｣



｢でも、俺としては、Aちゃんをオペレーターにしたいなって｣




｢なにを！？Aには強い戦闘能力があるんだろ！？｣



｢そう。そこだよ。強い戦闘能力があるからこそ、緊急の隊員として置いておく｣



｢もし、Aちゃんが出動する時は替えのオペレーターがいればいい｣



｢しかし、そんな簡単に部隊とオペレーターが上手くできるとは思えない｣


｢いるじゃん玉狛に｣




｢…！！？｣


｢玉狛！？｣




｢今玉狛第2はしおりちゃんがオペレーターになってやってる｣



｢しおりちゃんとAを替えればスムーズにいくんじゃないかな？｣



｢しかしだな｣



｢迅、Aは私直属の部下と言ったはずだ｣


｢俺のSFがいいって言ってんだよ？｣


｢それとも、絶対Aちゃんを自分の元に置いておきたい理由でも？｣




｢……分かった。Aを臨時玉狛のオペレーターにする｣




｢しかし、私の部下だ。私の命令を聞いてもらう。｣




｢そうこなくちゃ！Aちゃんが出動する時は城戸さん司令でお願いしますね｣



｢本当にいいのか！？｣




｢俺は構わないよー。Aと久々に話せるってワクワクするな｣



｢その分ちゃんとボーダーの一員として最高の隊員にしますよ｣


｢Aちゃんにはその才能がある｣




｢知ってるんでしょ城戸さん達も｣



｢Aちゃんがオペレーターに向いている理由｣


｢きっと、昔から強かったんでしょうね｣

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