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ジェイコブと話しながら歩いていれば、宝石が散らばっている。
この近くに二フラーがいる
宝石屋のショーケースに歩み寄れば動きを止めて擬態してるように見せ掛ける二フラー
腕にかかっていたネックレスが床に落ちると同時に僕と目が合う
｢砕けよ｣
逃げた瞬間魔法を放ちショーケースを割る
ここからは二フラーと鬼ごっこ
シャンデリアに捕まって2人で回転する
事実、1人と1匹で
続けていればシャンデリアは床に落ち悲惨なことになる。
ｰｰｰｰ
ジェイコブは困っていた。
こんな夜中にジュエリーショップで大暴れしてる魔法動物と言われる生き物と、昨日出会った魔法使いのニュート・スキャマンダー
当たりを見回し、人が来ないことを願う。
警察が来たらどうしよう、と内心焦っている。
そんなジェイコブに近づく足音
それと同時にニュートのバッグの金具が片方外れる。
ジェイコブは息を飲んだ
どちらを優先すべきか
足音はこっちに近づいてくるし、バッグは開きかけている。
人が来るよりもこのバッグが開く方が怖いと考えそっと近づいて金具を閉じる
その瞬間にニュートと二フラーがガラス窓から飛び出してくる。
二フラーが逃げたところをニュートとジェイコブは咄嗟に追いかける。
ニュートが杖を出しかけた瞬間
二フラーの動きが止まる
そして足音も止まる
｢あら、小さな泥棒さんね｣
長い黒髪は夜でも艶をわすれない。
真っ白な肌は暗闇では浮いて見えるほど
ニュートは、その雰囲気に息を飲む
何故か懐かしい気持ちを覚えたから
ジェイコブはその美しさに息を飲む
クイニーの魅力とは違う。
今目の前にいる彼女は浮世離れしている。
それと同時に少し恐怖を感じる。
何も分からない女性に
｢おいで｣
女性がそう呼びかければ二フラーは素直に言うことを聞く
ニュートはそれにすら親近感を覚える
こんなにも魔法動物と心を通わせた魔法使いはニュートが知ってる限り、この世で一番大切な存在である彼女しかいない
でも、その彼女とは似ても似つかない。
目の前にいる女性は、人間離れしている程に整った顔立ちをしている。
でも、ニュートが追いかけ続けた彼女はそれ以上に尊く繊細な美しさを持っていた。
目が合う
全てを見透かされてるように
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赤とんぼ(プロフ) - わぁぁぁ見れるようになっているありがとうございますこのお話大好きです本当にありがとうございます (7月13日 20時) (
レス) @page39 id: cb6eaa4562 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ありがとうございます^_^ すごく面白いですね(o^^o) 続き楽しみに待ってます (2021年12月24日 20時) (レス) id: 36bca363a3 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話、面白いです！続きが楽しみです！ (2021年12月13日 11時) (レス) @page14 id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年11月28日 0時
