蒼剣【創作】1 (ページ13)

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練習です！ページ13

シルヴァ「でも、どうすれば…」

リヴァ「瀕死になればいいと思うよ？」

シルヴァ「瀕死に？」

リヴァ「うん、瀕死に…木刀でぶん殴られるのと…谷に落とされるの…どっちがいい？」

シルヴァ「どっちも嫌ですよ！！」

リヴァ「だよね～」

リヴァはじゃあ…と言いながら僕に手を翳した

リヴァ「いってらっしゃい、頑張ってねー」

シルヴァ「えっ！？ちょっ！？」

転移魔法で何処かに飛ばされた…

場所…わかりません

現在地…わかりません

シルヴァ「此処何処ですかあ！？」

(ｶﾞｻｯ)

シルヴァ「っ！？」

何かいる…何処かの森みたいだ…

シルヴァ「な、なんだ…まさか…魔獣なんて事は…」

リヴァside

リヴァ「～♪」

アレフ「偉く上機嫌だな」

リヴァ「そう？」

アレフ「下手したらアイツ死ぬぞ？」

リヴァ「死ぬにしても、私を殺してくれるなんて素敵じゃない？」

アレフ「何処か狂ってるとは思ったが…そんなに死にたいか？」

リヴァ「生きてても、辿り着くのは死だよ～？アレフ君」

アレフ「そうか」

リヴァ「痛みに耐えられるのか絶えるのか…」

アレフ「アイツが死んだら？｣

リヴァ「私が世界を終わらせる、破滅と絶望で」

アレフ「それは大変だな」

リヴァ「ほんとにそう思ってるの？」

アレフ「さぁ、な」

…シルヴァside

シルヴァ「…死ぬって…！」

(ｶﾞﾙﾙﾙ…)

僕は瀕死です…あの物陰にいたのは魔獣でした

シルヴァ「(助けなんて呼んでも来ないか…)」

向かって来る魔獣

シルヴァ「来るなって！」

(地面が凍りつく)

シルヴァ「なっ、なんだ…！」

(氷の中を良く見てみると…)

シルヴァ「銃？なんで…こんな所に…？」

(手を伸ばし氷に触れる…その間に冷たい…など感じる事もなく…襲い来るのは既視感？)

僕はコイツを知ってる…？

『手を伸ばせ力が欲しくば今を生き抜く力をその手に』

シルヴァ「…っ！？」

(痛い、魔獣に付けられた傷が一気に再生していく)

『我が名は双銃・ホーマルハウト貴様を主と認めよう我と呪われた神子を討つ為に』

シルヴァ「…！」

(二発で魔獣は息絶えた)

(左胸が痛い)

シルヴァ「何か…ある」

痣？刻印の様な…

シルヴァ「そんな事より…リヴァー！観てるんですよね？！｣

リヴァ「えぇ、観てる」

木の影から出てくる

シルヴァ「そんな所に…」

リヴァ「流石、でもまだ完全って訳じゃ無いみたいね｣

シルヴァ「…完全？」

リヴァは微笑んでいた