Re:ウィーズリー家の居候少女【賢者の石-Part１】 (ページ7)

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#04:それぞれのペットページ7

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ホグワーツ特急が発車してから数十分･･･

｢なぁ！リーがでっかいタランチュラを持ってるらしいぜ！｣

フレッドが何処からか情報を得たらしく目を輝かせてそう言った

『へぇ･･･』

｢見に行こうぜ！｣

興奮気味のフレッドに対し

『私はいいよ』

と、誘いを断った

｢えーー、そりゃないぜA！｣

『今いい所だからね』

そう言って読み掛けていた本に視線を戻す

｢Aは本を読み始めると夢中だよな･･･｣

『私も後で会いに行くし今は2人で行っておいでよ』

｢うーん。仕方ない、行こうぜジョージ｣

そう言って2人が立ち上がった時

コンコン、とノックの音がしてコンパートメントの扉が開いた

開いた扉に目を向けると今にも泣き出しそうな顔をした丸顔の男の子が立っていた

｢あ、あの･･･ヒキガエル見なかった･･･？｣

『ヒキガエル･･･？』

｢ぼ、僕のトレバーが逃げちゃったんだ･･･｣

『うーん、私は見てないけど･･･』

｢僕も知らないな。フレッド、どこかで見掛けたか？｣

｢いや、僕も見てないな｣

｢そっか･･･｣

『ごめんね、見つけたら教えるよ』

｢うん、ありがとう･･･｣

そう言って男の子は扉を閉めて去っていった。

｢それじゃ、僕達もちょっと行ってくる｣

｢すぐ戻るよ｣

『ん、行ってらっしゃい』

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