Re:ウィーズリー家の居候少女【賢者の石-Part１】 (ページ24)

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#21:父親譲りページ24

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夕食を食べに大広間へと足を進めていると
バタバタと2つの足音が近づいてきた

｢お、いたいた！｣

前の角から顔を出したジョージ
その後にはフレッドも居て
私を見るなり目を輝かせてグイッと距離を縮めてきた

｢なぁ！A聞いたか？｣

『聞いたって何を？』

｢ビックニュースだ！｣

｢｢ハリーがシーカーに選ばれたんだ！！｣｣

息ぴったりに揃った言葉に私は驚く様子もなく

『あぁ、やっぱり』

と、2人の間をすり抜け再び足を進めた

｢なんだ、知ってたのか｣

｢ウッドのやつ。内緒にしたいとか言ってたのに･･･｣

そう言って私の後ろを着いてくる2人

内緒にしたいって言ってたのに私に言って良いのか･･･

とも思ったがウッドも2人が私に言う事は予想しているだろうと気にしない事にした。

｢ううん。今初めて聞いた｣

｢え。じゃあなんで｣

『ハリーは父親似だからね･･･』

歩いていた足を止めショーウィンドウに目を向ける

中にはクィディッチのトロフィーや盾が飾られており
私はその中の1つに刻まれた名前を指さした

｢ジェームズ・ポッター･･･｣

｢って、まさかハリーのお父さん！？｣

『そう言うこと。』

ハリーもきっとクィディッチの選手に選ばれるとは思っていたけど･･･

でもまさか1年生で選ばれるとはね･･･

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