Re:ウィーズリー家の居候少女【賢者の石-Part１】 (ページ23)

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#20:密会ページ23

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その日の夜

皆が寝静まったのを見計らいこっそり寮を抜け出した私はミネルバの部屋を訪れていた

『ねぇ、ミネルバ。クィレル先生って一体何者なの』

｢なんです？急に訪ねて来たかと思えば･･･
消灯時間はとっくに過ぎています。
本来なら罰則は間逃れませんよ｣

そう言いながらも紅茶を出してくれるミネルバは私に心底甘いと思う。

『あの時･･･、嫌な感じがしたんだ･･･』

｢あの時、と言うのは昼間私が声を掛けた時の事ですね｣

『ミネルバ、見てたの？』

｢いいえ。ですが･･･私が見つけた時の貴女の表情はただ事ではないと思いました｣

『･･･そう』

｢何があったのですか｣

私は一連の流れを簡潔に話した

｢嫌な感じ･･･ですか。｣

『･･･私ね、前にも1度この嫌な気配を感じた事があるんだ･･･』

『ーー･･･年前の、私が･･･』

｢A、この話はやめにしましょう｣

『！で、でもミネルバ、もし本当に』

｢分かっています。この件に関しては一度アルバスに相談しこちらで対処します。貴女は今後一切この件に触れない事。｣

『で、でも！』

｢ここはホグワーツです。どれだけの未成年の魔法使いがいると思って居るのですか。関係の無い人達まで巻き込んでしまう可能性だってあるのですよ。｣

『それは･･･っ』

｢さぁ、今日はもう寮にお戻りなさい。｣

私はそれ以上何も言えなかった。

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