今日:22 hit、昨日:2 hit、合計:152,987 hit
小｜中｜大
新しい家族 side story ページ7
ジョージside
.
ある日、ダンブルドアに連れられ
突然やってきた
同い年ぐらいの女の子。
肩に掛かるほどのふわふわとした山吹の髪に
ぱっちりとした青色の瞳。
素直に可愛い子だと思った。
おっとりとした雰囲気とは対照的に
ママ達と話す女の子は
随分としっかりとしていた。
パパが言うには
今日からこの子は家族になるんだって。
詳しい事は分からなかったけれど
楽しくなりそうな事は子供の自分でも分かった。
『私はA、よろしく！』
そう言って笑ったAは
にっ、と歯を見せ無邪気に笑った。
例えるなら花が咲いたかの様、と言うのが
ぴったりだろう。
今思えばこの時
既にAが好きだったのかもしれない…
自覚したのはそれから
随分と後の出来事だったけれど。
この頃はまだ、
色んな一面をもつAに
惹かれているだけだと……。
そして、新しい悪戯の標的に
ピッタリだと…
生意気盛りの俺やフレッドは思っていた。
まぁ、実際そんなに甘くはなかったんだけど……。
俺達がAに悪戯を仕掛けようとして
返り討ちにされるのは
また、別のお話で……。
.
ラッキーアイテム
三角帽子
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪華... | 作成日時：2017年1月1日 0時
