ウィーズリー家の居候少女は騎士団に再入団したそうで？part2【ハリーポッター；不死鳥の騎士団】 (ページ20)

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#69:ふさわしい名前ページ20

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あと数センチで地面に叩き付けられると思った直前、
グッと一度体が止まるとストンと地面に落ちた

A｢何…？今の…｣

ロン｢神秘部ってふさわしい名前だよな｣

ロンが落ちてきた方を眺めながら言う。

ハリー｢…この声なんて言ってる…？｣

そう言うとハリーはこの部屋の中心にある
石のアーチに近づく

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢声…？｣

私にも聞こえる…

A｢囁くような…声…｣

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢A、ハリー何言ってるの？｣

ルーナ｢私も聞こえる…｣

アーチの無効にいるのは誰…？

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢ただのアーチよ。行きましょ!!｣

ハーマイオニーが叫んだ時だった

ハリーが何かの気配に気づいた

ハリー｢後ろにつけ!!｣

アーチを背にハリーの後ろに並び
先程落ちてきた方に杖を向ける

それからはほんの一瞬だったー…

ｸﾞｲｯと誰かに掴まれ体が浮いたかと思えば
仮面をつけたデスイーターに捕まっていて
首に杖を押さえつけられていた。

ハリーの立っているアーチを囲む様にして
私と同じように他のみんなも捕まっている

…私一人なら何とか逃げ出せるかもしれない……
でも、それだと他の皆が……

ﾙｼｳｽ｢ﾌｯﾌｯﾌｯﾌ…勝ち目があると思ったか？
まさかお前たちがそこまで愚かだったとは…
子供だけで、我々に、勝てるとでも？
お前には、もう選択肢はないぞ、ポッター…
今すぐ予言を渡すのだ…
それとも友達を…見殺しか？｣

ネビル｢渡しちゃダメだ｣

ﾍﾞﾗﾄﾘｯｸｽ｢シｯ！｣

私達を人質に取られているハリーは
大人しく予言を渡すしかなかった…

A｢ｯ…｣

ルシウスが予言を掲げた時だった

白い煙が現れるとルシウスの後ろに
予想だにしなかった人物が現れた…

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