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「おーおー、随分楽しそうに愚痴ってんじゃん。」
その後もお菓子を摘みながら、イギリス魔法界のことなんかを愚痴っていたら、何やら頭上から声が聞こえた。
「篝兄さんじゃん、お久。あれ、
声の主は我が鬼一家の長男 鬼一篝だった。
因みにお隣にいるのは、蘆屋家の楽さん 通称:
なぜ私たちのところへ来たのか分からないが、この人達、普通に顔面偏差値が高すぎるので友人達は顔面を押さえていた。
そういえば兄さん家帰ってなかったのかよ。
「んー、別にぃ？随分と楽しそうに愚痴ってるから遊びに来ただけ。」
「なんだ、そう言えば兄さん達は家帰らないの？」
と聞けば、どうやら睦瀬さんと造隼兄さんは帰っているらしい。
篝兄さんは魔法具科コースの課題をやりたいらしく、楽っさんは家に帰って只管に家の手伝いをするのが嫌だったらしい。
「なーるほどねぇ、いいなぁ…。」
「楽しくねーの？ホグワーツは。」
「楽っさん…、楽しくないわけじゃないんだよ…友達もいるし。でも、勉強面とか安全面は魔法処の方がいいからさー。…だから向こうに戻るまで兎に角日本を満喫しておく！！！！！」
「ほーん、ホグワーツで留年しないように気ぃつけるんだよ。」
「うぜぇわクソ兄貴」
「あ、ご飯はものによっては激マズだったから、買い込んでおくつもりだよ。」
「「「「ｯｽｰーー」」」」
やっぱり日本人って食にとんでもないほど執着あるよね☆
◆
名前：
性別： 女
主人公の同級生
・異形種混血の末裔(祖母が水の神様に嫁入りしたため)
・強めの異能を持っている
・「勇」の寮
名前：
性別： 女
主人公の同級生
・〈名家〉二十四家の一つ、幻に関する術を得意とする想条家の子。
・生粋のお嬢様
・「勇」の寮
続く
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